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【アニメレビュー】 ラブライブ!スーパースター!! 2期

こんばんは、映画・アニメ好きのケンです!
今回、「ラブライブ!スーパースター!!2期」のレビューをしていこうと思います。また、最後におまけとして12月14日に放送されたFNS歌謡祭の感想も述べていきます。

先に結論を述べると、先輩と後輩の両者を描いた新しいラブライブでした。そんな作品の魅力が少しでも伝わっていただけると幸いです。

※出来る限りネタバレしないように気をつけますが、やむを得ず一部触れることがあるのでご了承ください。


ラブライブとは?

ラブライブとは、女子高生が学校内でアイドルグループを結成し、大会で優勝を目指す物語です。現在は全部で4シリーズあり、スーパースターはその1つとして展開されています。

簡単なあらすじ

舞台は、東京の原宿・表参道の間にある高校「結衣ヶ丘女子高等学校」です。この物語では、主人公の澁谷かのんを含む5人のアイドル部が2年生に進級した所から始まります。次の大会に向けて練習していく中、4人の新入生と出会ったことで物語が大きく動き出します。


良かった点

①先輩と後輩の上下関係

これまでのラブライブでは、先輩や後輩といった上下関係をあまり描いてきませんでした。μ'sやAqours、虹ヶ咲では学年関係なく、みんな同じ仲間として活動することが基本でした。

しかし、今回は初めてその関係性が本格的に描かれました。そのため、部活動のリアルな人間関係や実力差が過去作以上に伝わってきました。例えば、先輩が新入生のために練習メニューを優しくする場面に遭遇したり、後輩が先輩のペースについていけずに悩む一面が描かれていました。
ここから、経験が異なる2つの立場がどうやって一緒に成長するのかを改めて学ぶことができました。

②個性豊かな新1年生

新1年生は、どれも予想以上に個性的なキャラでした。以下に私の印象をまとめておきます。
きな子は、天然で表情豊かな癒し系
メイは、スクールアイドルへの情熱がすごい
四季は、様々な発明品を披露するぶっ飛んだ設定
夏美は、「オニナッツ」のフレーズが癖になるぐらい魅力的

左から、夏美、きな子、メイ 、四季 [1]

そんな彼女たちが、6話の北海道合宿を通して5人の先輩に負けない努力をしている姿に感動しました。また、9話の後半では手を取り合って一緒に歌う所から、様々な経験を得て4人の絆が強くなっていることが伝わってきました。それに加え、大会で優勝するために過酷な練習に挑もうとする覚悟が表れていたのも良かったです。

絆の強さが表れている新1年生の4人 [2]

ちなみに、きな子を演じた鈴原希実は一般公募で選ばれました。彼女は自発的に他の新1年生をまとめるなど、もう一人の主人公のような活躍をしていた印象を受けました。同じくオーディションに合格したかのん役の伊達さゆりと共演していることを考えると、2人は運命で結ばれているようにも感じました。

③かのんのポジティブ思考

主人公の澁谷かのんが、1期の経験を得て悩みを持つ人を押していく存在になっていたのが素晴らしかったです。例として4話では、自分のやりたい気持ちを表に出せず、周りと良い関係をうまく築けないメイを後押しして前向きな気持ちにさせました。

メイの気持ちを後押しするかのん [3]

また、7話ではかのんが副会長に立候補しました。ここから、初代主人公の穂乃果が2期で生徒会に加わった話を思い出し、様々な人に対して社交的に接するポジティブ思考な所がラブライブ主人公を強調していると思いました。

④ 現2年生の新たな一面

現2年生の新たな一面が見れたのも良かったです。特に、7話で生徒会長の恋がゲームに夢中になる姿には驚きました。それに加え、歴代のゲーム機を揃える光景に圧倒されました。私も、高校時代にゲームを夜遅くまで遊んだ経験があるので、ゲームをやめられない気持ちに共感できました。

恋が揃えた歴代のゲーム機 [4]

それでも、恋が部員のみんなに打ち明けても、素直に受け止めてくれる優しさに感動しました。その後、一緒にゲームで盛り上がる様子を見て、幸せな環境に恵まれていることが伝わってきました。

ゲームで盛り上がるLiellaメンバー [5]


気になった点

①急ぎ足のストーリー

これは1期でも感じたことですが、12話で1年経過するため、他のシリーズと比べて急ぎ足で進んでいるように感じました。そのため、優勝するまでの過程があっさりしており、彼女たちが努力する描写をもっと入れてほしかったなと思いました。

②ウィーン・マルガレーテの存在

本作には新キャラクターとして、ウィーン・マルガレーテが登場します。彼女は中学生なのにも関わらず、ハイレベルな歌声でLiellaを圧倒させます。ダークなミュージカル演出を強調したパフォーマンスはすごかったです。

しかし、彼女の出番が少なかったためか、全体的に存在感が薄いように感じました。個人的には、Liellaとの絡みがもう少しあれば、ライバルとしての立場がより伝わるのではないかと考えました。

ウィーン・マルガレーテ [6]


まとめ

気になった点はいくつかありますが、それでも新しいラブライブを展開するために挑戦した気持ちが伝わってきました。

3期の制作も決定しているので、次からどんな物語が待っているのか楽しみになってきました。

おまけ (FNS歌謡祭感想)

最後におまけとして、12月14日の夜に放送されたFNS歌謡祭2022のLiellaパートの感想を述べていきます。私は録画で見ましたが、9人全員が生き生きとしたパフォーマンスになっていました。

今回披露された「ビタミンSUMMER」は、2期の挿入歌で一番好きなのでとても嬉しかったです。お祭りのような賑やかさや、未来感溢れる電子音と相まってずっとノリノリになれて最高でした。




画像引用元 (ヘッダー、[1]〜[6])
: ©プロジェクトラブライブ!スーパースター!!
©2022 プロジェクトラブライブ!スーパースター!!

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