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カンボジア学校建設ボランティアについて#11

今日は、2018年夏(当時大学一年)にカンボジアで学校建設のボランティアに参加したときのことやそこで感じたことについて書こうと思います。

NPO法人HEROという団体が主催しているスタディツアーに参加し、カンボジアの首都であるプノンペン、シェムリアップに約10日間ほど過ごしました。

そもそも参加しようと思ったキッカケは、僕の友人が何年か前にこのツアーに参加している写真をSNSに載せていたのが理由です。

他にもさらに強い原体験からも来ているのですが、書くと止まらなくなり話題が脱線するので、割愛します(笑)。他の投稿でまとめて書く予定です。

主に農村部にある学校でのトイレ建設や運動会に携わりました。元々子供は好きでしたたが、より一層好きになったのを覚えています。

めっちゃかわいいし、めっちゃ元気。同じ年代くらいの男の子たちとサッカーもして、ボールひとつあれば国境を超えることが出来ると強く実感しました。

ちなみに、下ネタも国境を越えてきました。笑 

また、玉入れをしたり、綱引きをしたりと、言語は通じなくても何かを一緒に楽しむという空間を共有できました。

別れるときに、子供たちが並んで見送りしてくれる姿がすごく印象的でした。学校建設できたつもりなのに、その笑顔に逆に元気を貰ってしました。

一方で、カンボジアは現実問題として、様々な問題を抱えています。(教育制度、環境問題など)

トゥールスレン収容所、キリングフィールドを観光し、当時そこで起きた過激な共産主義を掲げたポルポト政権によって行われた有識者とその周りの人達の大虐殺。

4年間でカンボジアの人口を3分の1まで減らしたと言われています。実際に使われていた拷問の教室や、今でも地面に落ちている当時の衣服や人骨など、とても空気が重々しかったです。

そのため、教育を受ける環境がいまだに十分に整っていません。よって子供たちは人の話をなかなか聞けない、言われたことをそのままやってしまうなど、道徳的な部分がまだ浸透していないような気がしました。

あとは、ゴミ問題。これはカンボジアに限らずですが、本当にポイ捨てがやばい。もっときれいな街や村であってほしい。自分が何とか解決したいと思いました。

今回の約10日間、一番の収穫は「多くの人との出会い」だと思います。43人の全国から集まった大学生。HEROのスタッフ。一緒に遊んだカンボジアの子供達。

何かを見つけたい、その目で確かめたい、ワクワクするような経験をしてみたい。そんな思いを持ったみんなとの繋がりは今でも続くくらい最高な関係です。

何かを始めるのに遅いなんてことはないと思います。やりたいと思った今が一番ベストタイミング。これからも自分の中のwant toで生きていきます!

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