見出し画像

歴史上の人物を調べる時は「経歴」ではなく「何を成し遂げたか?」が大切なのに....

こんにちは!学生向けに新しいキャリアデザインを提案するサービスを運営している高橋というものです。

このnoteでは経歴で人を判断するのはどこまで有効なのかについて「歴史」で例えながら考えてみたいと思います。

このnoteの起点

堀江さんのnoteにて紹介されていた、今の採用構造に関する疑問についての記事を起点に書いています。

株式会社織田出身の高橋です

タイトルにもある通り、なぜ人を判断する時に「何を成し遂げたか」を見ることなく「経歴」だけで判断してしまうのでしょうか。
歴史上の人物を紹介されるとき、経歴ではなく、「この人は何をした人?」という事をベースに情報を得ていると思います。

例えば豊臣秀吉が元々、株式会社今川(今川家)に勤めていて、株式会社徳川や株式会社織田にて業務に従事し、転職活動を活発に行なっていたことなど、その人を知る上であまり役に立たないでしょう。

むしろ豊臣秀吉が大手企業織田から主権を握った明智光秀を破り、清洲会議にて織田家内部の勢力争いに勝利し、信長の後継の地位を得たこと。
大坂城を築き、関白・太政大臣に就任し、朝廷から豊臣の姓を賜り、日本全国の大名を臣従させて天下統一を果たしたことの方が重要な情報ではないでしょうか。

経歴は確かに情報を簡潔に伝えられる方法としては便利です。株式会社織田には優秀な武士しか入れず、多くの人が活躍しているという前提があれば、人を判断する上で経歴は分かりやすいです。

しかし実際は株式会社織田に勤める従業員はたくさんいるわけで、転職活動しようと考えれば「武力あるの?(営業力)」、「どれくらいの兵隊をまとめれるの?(マネジメント)」、「戦略練れるの?(企画力›」などから採用に至ります(裏切りなどは一旦無視します)。

現代社会は変わっているのか

今の社会でも「何を成し遂げたか?」を問う企業さんは増えてきていると思います。少子高齢化かつ外国人を受け入れにくい国だからこそ、人材は不足しており、学歴や経歴だけで判断していては採用が進まなくなります。

経済成長期は日本の方向性が明確で、工業化社会では高学歴・高経歴であれば労働力として十分であり、採用される側もキャリアに対する考え方が単純で明快でした。

しかし現代では職の多様化や、テクノロジーの誕生による業務の形態の変化も激しく、主体性があり、かつ適応力ある人材が求められるようになりました。

この傾向はある意味チャンスではないかと僕は感じています。「何を成し遂げたか」をベースに採用する企業がさらに増えると同時に、僕たちもオンラインサービスによって、いつでも挑戦できる環境が整い、アピールする媒体も多くあり、分からない事があれば、質問し放題なSNSもあります。つまり行動した者勝ちな社会になりつつあります。

僕が教育業界でサービスを展開させている理由は、そんな誰もがいつでも挑戦できる社会を作りたいという想いも大きな要因となっています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?