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全日本大学準硬式野球選手権大会

野球、しかも昔ピッチャーをしていた自分が(マウンドからの)コントロールを忘れ去ったのが平成最初の夏。今思えばクラムジーというやつだったんでしょうか、それとも単なる能力不足か。確かに身長はぐんと伸びていましたが。

そして、今年。平成最後の夏。
ここ最近では、トレーニングルームに来る選手のサポートをすることもあるくらいだった、野球でのサポート機会をいただきました。
全日本大学準硬式野球選手権大会に出場する、甲南大学準硬式野球部。
暑さや連戦の中でのコンディショニングサポート。

会場は「出世の街」浜松市。浜松球場を拠点に5日で5試合。
甲子園の比じゃないですね。これはかなりタイトな環境です。

スポットでのサポートでしたが、
最初に話を聞いてから6週間
打ち合わせを始めて3週間
関東遠征に来た時に選手と一度顔合わせ&観戦(雷雨で試合は中断してしまったけど、、)
こんな感じで打ち合わせをメールや電話で頻繁にさせていただいたので、いい状態で臨むことが出来たと思います。

チームとしても初めて行うことなどもあったと思うけど、こちらの提案を受け入れ、準備等にも奔走していただきました。

結果の方はというと、

5年ぶりの決勝!とはいかずベスト4で敗退となりました。
残念でしたが、連戦の中で元気に動いている選手を見て少しは貢献できたのではないかなと思っています。そしてチームに対して新しい発見や気付きがもたらされていたら。
また1チーム、気になるところ、応援したいところが増えました。

サポートの中で改めて感じたのは

やるつもりで、やるための準備をして働きかけたからこそ動かせる

ということかな。
特別な球場ではないところもあり、リカバリー充分にできないかなぁという懸念がありましたが、それでもこちらの取り組みを認知してもらって許可をいただいた場面もありました。「なんだよ、知ってたらやったのに」ではないんですよね。そこに働きかけたから動いたものが沢山ある。
何のためにやるのか、その効果などもきっちりと明確に説明できるし、道具もありますからね。あわよくば、、だったらそこまで話が通っていなかったかもしれない。
監督やコーチにもビジョンを共有してもらっていたからこそ。
そこを任せてもらえて、乗ってもらえたことに感謝しかありません。

「敵(対戦相手)にならないでください」

と言っていただけのは嬉しいですね。
普段と違う環境だからこそ、これまで自然とやってきたことや自分自身のアプローチも再確認。

ベンチ裏でサポートをしていて感じたのは、
3者凡退であっさり終わってしまう時の時間のなさ。何かをやろうとするには時間が無くなりますね。フルカウントになるとか、ランナーが1人出るだけでも随分時間が変わる。
野球に関わっている方には当たり前だろう、こんなこともささやかな発見でした。スタンドで見ているだけではたぶん気付かなかっただろうなぁ。

宿泊先は浜名湖の湖畔。井伊直虎ゆかりの地だそうです。


部屋からも太陽が昇っていくさまを見事に見ることが出来ました。

そんな様子をタイムラプスで収めていたら、iPadに叱られました。

完全な不注意、準備不足であると同時に、太陽光の強さを改めて感じたのでした。今年はそういう機会が何度かあります。いい勉強になりました。

読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。