高校ラグビー15年間での体格変化~【花園】ベスト8チーム~
いつもはラグビーマガジンさんの別冊付録から登録データを算出していました。こちらのデータは大会が始まる前のもので、大会中の怪我などの影響を受けないといった点もある一方で、
実際の出場メンバーではない
名鑑と異なるポジションでの出場もある
ということで、実際のメンバーとは少しズレも出てきます。
今回は日本ラグビー協会の公式記録よりデータが残っている2006年度以降のベスト8進出チームの登録メンバーをピックアップしました。大学生は移動平均を4年としましたが、高校生は3年で計算しました。
登録全選手データ
全体では平均で8kg近く増加していることが確認できます。トップリーグも大学生も体重増加が確認できていますが、高校生年代からもそれは変わりません。
スクラムでの体重推移
スクラムの体重も50kg近く増加しています。ただ、年度によって多少差があります。今年度は平均95kg、これまでの最重量ですね。
ポジション別データ
他のデータと同様にリザーブ選手の出場は反映できておらず先発選手のみのデータです。
PR
HO
LO
FL
No.8
SH・SO
CTB
WTB
FB
移動平均データ
年度ごとのデータは個人差も入りやすいため、移動平均で算出しました。
左右あるポジションは平均で算出しています。
PR・HO・LO
FL・No.8
SH・SO
CTB・WTB・FB
大学生に比べるとポジションによって変化度合いに差はあります。大学やトップリーグでは外国籍選手の存在もやはり大きいかなと思いますが、それぞれのレベルでの「スタンダード」はこの15年ほどでも変化しています。
他のカテゴリデータ
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。