記憶の答え合わせ

帰省を利用して、小さい頃に住んでいたところを久しぶりに訪問。
30年以上の空白なので、当時と同じ景色を期待したわけではなく、今どういう様子なんだろうかという期待感。

汽車に乗り1時間ちょっと。
駅前から記憶を頼りに散策。

当時から街並みも随分と変わり、位置関係さえ怪しい。そんな時には郵便局や学校がランドマーク。それに気付いて位置認識を補正していくけれど、徐々に思い出される頭の中のイメージはそこにはない。

それでも、お店の看板や、グラウンドをみて急に思い出される当時のエピソードや同級生の名前。これまで一度も思い出さなかったかもしれないような、どうでもいい小さなエピソードまで鮮明に思い出される。
ちゃんと頭の中にあるんだな。
記憶は凄い。

街並みそのものなどよりも、
急だと思っていた坂道や、よく遊んだ空き地。
どちらも今見ると、随分と印象が違う。

頭の中に描いていた記憶は当時の自分サイズに対してのもの。これは改めて大きな発見。
曖昧、とはまた違うんだけど、記憶は不確か。

そんなノスタルジックな時間も味わいながら、
沢山歩いた時間でした。
今の感覚で行ったら、やはり小さな町だったんだな。各所に除雪の積み残しがあり、余計に狭く見えたのかもしれない。

次に訪れたときには今日とはまた違う、どんな感情が生まれてくるんでしょうか。

それでも味覚の記憶は、なんかブレない。

読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。