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「NIH症候群」、「努力の正当化」~Think Smart(サンマーク出版)~

僕らの頭は色々なことに縛られている。それは悪いことではないんだけれど、フラットに見ているつもりで偏ってくる。偏っていると認識しているのとそうでないのは結構違うんじゃないかと思う。

ロルフ・ドベリ著(訳:安原実津)の ”Think Smart”(サンマーク出版)


つい立ち寄ってしまう駅ナカの本屋で。最近はオーディオブックが多かったんだけれど、やはり多少タイムラグが出てしまうので最近出たものをということで購入。こちらのキャパや思考も大きいのだけれど、しっくりくるというか、そういえばそうだなぁと思うところも多いです(今のところ)

「NIH症候群」・「努力の正当化」・「モチベーションのクラウディングアウト」・「初頭効果」

こういう点は身近にも色々あるし、なかなか変えられないなんて時には影響しているのかなと思う(まだそのあたりまでしか読んでいない)。

自分の経験則に振り回されるというか、そこから抜け出せないなんて状態ならば、納得できるところはあるような気がします。

しかしながら、その状態に気付いているということは既に俯瞰できている状態であるともいえるので、「そんなことない」という人にこそ届いてほしいものなのかもしれません。

届けたら衝突しちゃうかもしれないけれど。

変化する、思考を変えるというのはエネルギーいりますね。一時的にパフォーマンスが落ちる可能性もある。
それでも、その後の伸び幅や、広がりには違いが出てくるように思います。

これってコーチングやトレーニングでも同じですね。


このやり方で一定の成果を得ている

とか、

自分で身を以て体験して実感している

ということも大いにありますが、相手も変わっていくし発する自分の立ち位置や相手との距離感も色々変わっていく。その中でずっと変わらないものというものもとても大事ですが、変わらず変わり続けるということは必要。

ちょうど普段やっている講義のやり方などを考えていたところだったので、腑に落ちる部分もあったのかもしれません。

本を持っていると、電車に乗る時間が楽しくなる。あえて各駅に乗っちゃうくらいの余裕も生まれる。

普段も気持ちだけ急いでいるけれど、実は時間あるなんてことも結構あるんじゃないかなぁとこういう時に考えるのです。

追記

NIH症候群で調べていたらこういったものや、

舶来症候群なんて言葉も出てきて、

全ては消化できていないけれど、そういう用語との接点が生まれたというのも読書などの効用でしょうかね。

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読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。