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目隠しウォーキングランジからの考察

後期の講義で実技を実施しているけど、最初のうちからその日の講義とは直接関係のない種目も導入してきました。
後々にその種目をメインでやることになるんだけど、その時になって始めても雰囲気だけで終わる。馴染んでいるから出てくるクセもあるし、修正点が感覚としても理解できるようになる。これまでの反省から出た取り組みは、少なくとも今年はうまくいっていると思います。

チームでのトレーニングも同じ。
然るべき時に注力できるようにするためにはその時点でスムーズにできていることが大事で、パワー強化となってからその種目に取り組んでも遅い。
もっとフィットネス上げたいと思っても、そこまでに走っていなければ上積みができない。

課題:目を閉じてのウォーキングランジ。


なかなか思うような画像がないけど、左右交互に前方に踏み出していきます。その時にどう進んだか。左右にぶれるとしたら考えられる原因は何か、、、ということを推察する演習。
「まっすぐ進めるかどうか」を前提としないところがポイント。
色々考えてしまいますからね。

その時に推察するのに活用できそうな種目は、これまでの時間でやってきたものの中にもある。そこが繋がるかどうか、がポイント。
しかしながら、こちらの思い通りにいかないのが面白いところ。
この授業ではそれらのトレーニングをやっているけど、他の講義でも色々なことを学んでいる。それらも当然思考の中に出てくる。
カリキュラムの中で自分が担当しているのは一部分で、スパイスみたいなもの。こちらの予想を超えた意見や考察が出てくるのが、こちらも面白い。

そんな講義もあと2回。もちろん楽しいだけで終わってはいけないのだけど、色々な考え方や視点はこちらの刺激にもなります。

読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。