見出し画像

第98回花園調べ②監督さんのデータ

前回に続き、ラグビーマガジンの付録から監督を務める方の特性などをまとめてみました。こんな観点から名鑑をみてみるのもまた面白いです。

以下、目次です。

1.監督の年齢
2.現役時代のポジション
3.担当教科
4.花園出場回数(選手として)
5.花園出場回数(指導者として)

1.年齢

平均年齢は46歳。
40歳以下で9名、41~50歳で25名、51歳以上の方で15名。年齢を記載されていない方もいらっしゃいましたので、あくまで名鑑から知り得た範囲です。

2.現役時代のポジション


実際のポジションでみてみると

ややBKS経験者の方が今回は多いようです。ラグビー経験のない方が顧問を務めている学校があるというのも、今後色々な方向性を考える上では重要なことではないかとも思います。
サポート体制や役割分担など、独自のものもあるのではないかと思います。
キャプテンを務めている選手のポジションはこちらなので、また傾向が違いますね。

3.担当教科

確かに保健体育の先生が多いですね(33名)。ただ、他教科の先生も1/3ほどいらっしゃいますし、学校の先生ではない会社員の方が監督を務められているチームもあります。これも全国的にはもっとあるかもしれません。

4.花園出場回数

選手として3年間花園に出続けた先生は6名のみ。
半数の先生は出場歴がない、ということで先生方にとっても特別な場所、というものでもあるのではないかなと考えます。
近年、トップリーグでプレーされてから先生に転身される方も増えています。今後はこの比率もまた変わってくるのではないかなと思います。

5.指導者としての花園出場歴

平均で9.5回。5回以下の方で19名、20回を超える方も5名いらっしゃいました。昨日で2回戦が終わったので戦績との分類もしてみましたが、色々な要因が絡んでくるので自分だけのデータにしておこうと思います。

まとめ

1.監督の年齢
 平均46歳。41~50歳の方が半数を占めています。
2.現役時代のポジション
 BKS経験者が多く、ポジションではCTB、WTB経験者。未経験の方も2名。
3.担当教科
 保健体育の方が64.7%
4.現役時代の花園出場回数
 3回出たある方は6名。出場経験がない方も半数。
5.指導者として花園出場回数
 平均9.5回。15回を超える方が13名。
☞戦績をみてみると、確かに出場回数が少ない方で1回戦敗退が多い、とは言えるけど、あくまで数字上のことなので、多くの要因が絡んでくると考えます。


読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。