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エンジニア資格取得支援制度を改善して、実際に利用してもらった話
はじめに
こんにちは。GA technologies のQA部門のシニアマネージャーの柿崎です。
今回はQAの話ではなく、エンジニアの資格取得支援制度を改善して、実際にメンバーに利用してもらった話を書きます。
背景
最近はITエンジニアの人材不足が深刻化してきており、どの企業もエンジニア採用には苦労していると思います。
GA technologies も例外ではなく、エンジニア採用はとても苦戦しています。そこでエンジニア採用に関するタスクフォースを組成し様々な課題の解決に取り組みました(社長の樋口にも参加していただきました)。
取り組みの中で「人に来てもらうには、まずは働く環境を良くしていこう」という話になりエンジニアの福利厚生の見直しを行いました。エンジニア資格取得支援制度の改善は福利厚生の見直し対象のひとつです。
エンジニア資格取得支援制度とは
GA technologies のエンジニア資格取得支援制度とは、GAグループ各社が社員のエンジニアリングに関する技術及び知識の向上を補助することを目的とし、対象資格を定め、その資格の合格者に対して祝い金を支給する制度です。
本来、資格はエンジニア自身の責任で取得し、学んだ知識を業務で発揮して評価につなげていくものだ、という考え方もできるのですが、それだとちょっと味気なく、合格おめでとう感がないので、組織としてささやかながらお祝いしよう!というのが、この制度の主旨です。
しかし、この制度。祝い金が支給されるというのに利用しづらいものになっていました。
なにが問題だったのか?
試験合格を祝うはずが 祝い金の額に対し受験費用が考慮されておらず、合格しても赤字になる という点が、この制度を利用しづらいものにしていました。おめでとう感がない!
どのように改善したのか?
改善方法はシンプルに「祝い金+受験費用を支給する」ということになるのですが、実際には下記のステップを踏襲し1週間強で制度が改訂されました。すごい会社です。関係者の皆様ありがとうございました。
責任者の承認 → 社長が即断!
バックオフィスの調整 → 採用責任者が爆速調整!
制度マニュアルの改訂 → バックオフィスが爆速対応!
実際に制度を利用してくれたメンバーに感想を聞きました
制度改定のタイミングで試験合格したメンバーが現れたので、早速制度を利用してもらいました。折角なので感想も聞いてみました。
何の資格を取得しましたか?それはどんな資格ですか?
『CompTIA Security+(コンプティアセキュリティプラス)というITセキュリティの全般的な知識を問われる資格で初級〜中級レベルといったところです』
受験費用はいくらでしたか?
『約5万円でした』
受験費用が支給されていかがですか?
『(食い気味に)嬉しいです!!ありがとうございます!』
また制度を利用しようと思いますか?
『そうですね。今後も勉強して会社に貢献できたらいいなと思います。次は同じCompTIA の PenTest+ あたりを受けようかなと考えています』
無事、お祝いの気持ちが通じたようでこちらとしても喜ばしい限りです。
まとめ
そんなわけで今回はエンジニア資格取得支援制度を改善した話を書いてみました。
エンジニア資格取得支援制度以外の福利厚生も見直しをしたので、また別の機会にご紹介したいと思います。
本記事で記載した通り、GA technologies では課題に対して真摯に向き合い、少しずつ改善を積み重ねる土壌があります。エンジニアの福利厚生についてもまだまだ足りないものがあるので共に改善策を考えてくれる仲間をお待ちしています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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