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ギターの録音をする前に アンプシミュレータを使うかどうか

自分とは一体何者なのか

自分は何者なのか、どこから来て、どこに行くのか。

超哲学的じゃんw 頭良くなった気分になるね!

もし、これを読んでいる人がいたら、ちょっと考えてみて。

自分が何者なのか。

もし、バンドを組んで楽器を演奏するプレイヤーだとしたら。

こんな良くわからんブログ見てる場合じゃないよw

曲作ろう!そして、(ROXXで)ライブしよう、そしてまた曲作ろう!!

常々思うわけですよ。

バンドのオリジナル曲って宝くじと一緒だよなって。

当選=金銭ではないけど、当たったらそれくらいの衝撃はあるよね。

売れる売れないにかかわらず、周囲の反応とかさ。

オリジナル曲を作ったことで、人生が左右されるようなイベントが起こるんだとしたら、宝くじと同等でしょ。

バンド組んでいる人は、どんどんオリジナルに挑戦していって欲しいと思う。

1〜2曲だけじゃなくて、最低5〜6曲位。多ければ多いほど良い。

もちろん、コピーとかカバーにも良さや面白さはあるから、それはそれで継続してさ。

今、オリジナル曲を作れるバンド組んでる人は、言うなれば「無料で宝くじを買い続ける権利を持っている」のと一緒なんだ。

その権利は、ずっと続く訳じゃない。ある日突然終了したりもする。

You 買っちゃいなよ。

その宝くじ、期限付きだけど無限コンテニューだよ

其処に立つ

ブラフマンの歌詞です。

唐突に「オリジナル作りてー!」思い始めて準備して。

大体、すぐ作業に着手できるのはギターの子だ。

今時はPCの発展が著しいので、すぐデモ曲を作成し始める事が可能だよね。

(ガレージバンド、キューベース、FLすたじお etc)

アンプシュミレーターも、もの凄い発展を遂げている。

昔、苦労して行っていたことが、こんなにも簡単に。

しかもPCの中だけで出来るなんて。

・・・と、懐古に浸りたいところですが、僕も録音を始めたのは2〜3年前なんで、既にいい感じの機材は色々と発売されてましたw

昔のこと? 知らねーよw

苦労話と思い出話ほど無益な会話はない。

サラリーマンで言えば「いやー残業まじでつれーわーw」ってひけらかすようなもんだ。

(・・・しかし、先人の有り難いお話は聞いておいて損はないんだけどね。)

デモが出来ればもちろん、バンドで本番の音源を作成して公開したくなる。

その時、デモソングのギターの音は既にバンドメンバー皆に褒められている状態のはずだ。

「うわー、PCでやったの?すげー!」

「こんな事もできるんだ!!」

必然的に本番でもPCのアンプシミュレーター使おう!ってなるよね。

ちょっと待って。

そんな安易にシミュレーター使って大丈夫??

シミュレーターに隠された罠

シミュレーターを使えば、とても綺麗なサウンドをいとも簡単に得る事ができる。

それなら、使わないという選択肢はないはず。

だから、使ったほうが良い。

・・・使ったほうが良いんだけど。

綺麗なサウンドが集まれば、特徴がない音源が出来上がってしまうのよ。

少し思い出して欲しい、ドラムの音作りの時に書いたノートのことを。

・ドラムの音作り スネアのチューニング編

・ドラムの音作り バスドラのチューンと全体編

スネアもバスドラムも、仕上げのスパイスとかなんとか、適当なことかまして、確かになんかやっていた。

あれは、言葉を選ばずして言うと「音を汚している」ということだ。

綺麗すぎれば目立たない、だからちょっと汚して悪目立ちさせるんだ。

シミュレーターはそういう点だと綺麗すぎて、結果的に迫力が無かったり、メーターは振れてるんだけど音圧が全然なかたりとか、そういう現象を引き起こす。

適材適所

ゴリゴリのバッキングとかソロパートは実機で録音すればいいし。

ちょっとしたオブリガード、アルペジオなら、アンプシミュレーターでいい。

もちろん、「スパイス(汚し)」の技術を知っているなら、アンプシミュレーターを積極的に使っても構わない。

結局は・・・

アンプシミュレーターでも良いよ!w

アンプシミュレーター「が良い」ではなくて。

アンプシミュレーター「でも良い」。

はじめの章の話を思い出して欲しい。

自分は何者なのか、どこから来て、どこに行くのか。

これを最後まで読んでくれた人がいるんだとしたなら、ハゲの戯れ言に付き合ってくれる優しい人か、録音に興味があるプレイヤーだろう。

もし、宝くじを引こうとしているなら、今ここで「アンプシミュレーターか実機のアンプか」を迷うことは、何の意味も持たない。

実機を使いたいなら然るべき所で録音してもらえばいいし、出来ないならアンプシミュレーターでいい。

確かに質の高い音源が出来ればそれだけ当選する確率が増えるかもしれない。

でも、「当選する確率」という意味だけで言えば、次の宝くじを引いたほうがぜんぜん高確率なんだ!

宝くじを何度も引くルーチンの中で、音源の質を少しづつ高めていったほうが効率的だと思わない?


今回はアンプシミュレーターを例にとったけど、どれにでも、そして誰にでも言えることだ。

「音源が馬鹿売れする」とか「絶対的に有名になる」とか。

そういった以前に、「自分の人生が豊かになる」としたら、何回でも引くべきでしょ。


君は何者で、どこから来て、どこに行くのか。

刮目せよ。

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