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つくばの訪問記録

先日、所用があったので母校である筑波大を訪問。あえて記録に残すほどのイベントではないものの、せっかくなので写真付きで訪問記録を書いてみようと思った。テクノロジーの進化により、高精細な写真が手軽に残せることは有り難い。(最近購入したHUAWEI P40 proのカメラ性能を試したい気持ちもちょっぴりありつつ…)

スタートはつくば駅前から。雲ひとつない快晴。ちょっと空の青に補正がかかり過ぎな気もするけど、間違いなく良い天気だった。筑波大学方面のバスは右回りとか左回りとかあるのは知っているが、とりあえず最初に来たヤツに乗れば大丈夫だろう。

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来たバスは左回り。平日の昼間ということで乗っている人は少ない。そんな中にも外国籍の方であろう人が混ざっているところがつくばっぽい。バス車中からの写真は撮らなかったが、追越・平砂の横を通るルート。道路沿いのお店はだいぶ様変わりした気がする。

一気に大学の中央エリアまで飛ぶ。本部棟に用事があったが、受付時間は13:15からなのに対し、現時刻は13:05。社会人たるもの時間はきちんと守りましょう、ということで、時間つぶしに正門?のT字型モニュメントへ。東大通りをビュンビュン走っていく車の視線など気にせず、記念撮影。若干白抜きの筑波大学の文字が黒ずんでいるような気がする…。たまには洗浄してもらえるのだろうか?

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さてちょうどよく時間も潰れたのでいざ本部棟へ。今までに何度か来ているが、2Fの窓口しか行ったことがない。いや、他に用事があるのだろうか。隣の高い建物の方に学長とか大学の偉い人がいるのであろう。そういえば、大学時代にお世話になった教授も最後の頃は副学長の次ぐらい?の役職やっていたので、たぶんこの建物にいた。

本部棟の事務室は毎回非常に静かで若干よそ者が入りにくい雰囲気を出しているが、応対してくれる人は割と丁寧。仕事も早い。後に出てくる学群・研究科事務室との応対の差が激しい。これは昔から変わってない気がする。本部棟に来るのは卒業生や一般の方も多いからかもしれないが。

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本部棟から第二学群エリアを抜けて中心部へ。お昼あけとはいえ、学生さんの姿が少ない。ほとんどがオンライン授業になっているのだろうか。そのおかげで写真も取りやすく、写り込みのプライバシー配慮もほとんど気にしなくて済んでいる。

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学生時代には毎日見ていたのでなんてことない風景だったのだが、久しぶりに来ると噴水が映る写真を撮ってしまう。若干お昼の時間を過ぎているとはいえ、コロナ以前なら芝生で大勢の学生さんがお昼を食べたりしていたのだろうが、ご覧の通り。

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中央図書館を背にして第一学群方面へ。本当に人が少ない。まったくいないわけではないが、通りがかる人をすべて把握できるほどには少ない。

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事務室のあるA棟はなんだか木目の囲いができてオシャレな感じになっている。木目の囲いのないあたりの奥側に、休講連絡や学生呼び出しなどの掲示板があったが、今はおそらくオンラインになっているだろう。自分の場合は運がよかった?のか、呼び出されたことはなかった気がする。囲いの裏側の写真は取りそこねたが、椅子とテーブルがある休憩スペースになっていた。昔は囲いの奥まで自転車置き場だった気がするので、自転車は外に置け、ということか。

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さて事務室へ向かうか、というところでまだ行かない。上の写真にも看板が写っているのだが、A棟の隅っこにひっそりと佇む存在である。その名はスープファクトリー。まだやっていたか!と若干テンションが上がる。食堂に比べると目立たない存在で、客の入りも決して良くはなかったので、無くなっていてもしょうがないだろう、とは思ってた。人気がない分、お昼の時間からずれてしまった時や静かに食事したいときは便利であった。お昼を大学で食べる選択肢もあったのだが、食堂の営業状況がわからないなかでそこまでのリスクは取れなかった…。

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さて本来の用事を済ませに事務室へ向かう。場所はずっと変わっていない。本部棟とは違って来訪者も多く、入りにくい雰囲気はさほど無いのだが、問題は対応である。そもそもあまり窓口表示が丁寧ではない。ので、しかたなく人に声をかけるわけだが、何というか、「何しに来た!?」みたいな圧を感じる。(声をかけた人が悪かっただけと思いたいが、正直昔から対応は微妙な印象しかない。主に応対するのは有象無象の学生であることが影響しているのかもしれないが…) 平日にチノパンにパーカー姿の人間が来たのでちょっと老けた大学院生が迷い込んだと思われたのかもしれない、いや、思いたい。事務室への階段横にあった書籍部はつい最近閉店してしまったようだ。授業もオンラインになり、いまや専門書も難なくオンライン購入できるだろうから、書籍部の役目も以前と比較すれば少なくなったのかもしれない。1Fにある第一学群食堂(通称:一食)は外からちょっと見ただけで状況は確認しなかった。

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松見池のほとりへ。人の気配はあまりなかったが、文化系サークル会館(通称:文サ館)からは、金管系の楽器の音が聞こえてきた。ジャズ研とかだろうか。

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文サ館のすぐ横のちょっとしたスペースに佇む言わずとしれたスワン、博士号。設置の経緯は他に詳しく書かれているので説明しない。鎖でつながれて動かせないようにはなっているものの、撤去されずに残っているところは筑波大の自由さだろうか(撤去しようとすると、所有者・設置者への連絡や撤去費用の捻出など、プロセス的にめんどくさいので大学事務職の方々から単に放置されているだけかもしれないが。そもそも大学の規則制定時に誰かが池にスワンボートを設定するなど想定していないだろう…)。

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松見池やら学系棟の雰囲気など。写真には写っていないが、松見池の反対側で何やら移動販売の車が来ていて、人も並んでいた。そういえば、鈴家のパンはどうなっただろうか。食堂以外だとよく利用していた。フィッシュ(フィッシュフライを挟んだドッグ)とチキンバー(チキンフライを挟んだバーガー)がお気に入りだった気がする。

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研究室のあった学系棟はメインストリートから少し外れていてうらびれた雰囲気なのだが、逆にその分変化を感じないというか、時が止まっているのか!?と思うほどに在籍していた時と変わっていないように見える。こちらも中までは踏み入れなかった。在籍した研究室がまだ残っていれば別だったが…。

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用事も済み、最寄りのバス停からさっさと帰ることもできたが、まだ陽も明るく運動がてら歩いてみようと思い立ち、ペデストリアンを南下することにした。大学会館エリア、ATM付近とかに人はいるのだけれど、やはり人が少ない。そこかしこでパシャパシャ写真とっても人の目が気にならないのは助かったのですが。

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体芸棟も変わらない雰囲気。何やらミイラのような謎のモニュメントが置かれていた。芸術専門学群の方の作品なのだろうけど、夜に見ると若干怖そうである…。

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体芸棟の下を抜けると、体育館がきれいになっていた。もとからこんなに大きかったか覚えていないぐらいに記憶が抜け落ちている。そして体芸食堂。漢字で書かずにローマ字でTAIGEI SHOKUDOとするところがそれっぽい。今はどうなのか知らないが、量が多いということでお腹が空いたら体芸食堂、と言われていた。スタミナ焼きをよく食べた。

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学内散策はここまで。この後、下の写真にある平砂にできたサザコーヒー筑波大学アリアンサ店(隣にはカスミがある)で、少し仕事をしたので一気に外が暗くなった。学内の人の少なさに反して店内は盛況。学生以外の近隣の方も来ているのだろう、いろんな年代の方がいた。

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陽も暮れつつある平砂宿舎の入り口。平砂・追越に住んだことのある人なら見慣れた景色ではないだろうか。大学から真っ直ぐ帰ってくれば大体ここを通ったはず。部屋の間近の写真を撮るのは怪しい人でしかないのでしなかったが、1Fの部屋の窓にはしっかりした格子が整備されていて、セキュリティの向上を感じた。

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さすがに平砂共用棟近辺には人が多く、あまり踏み込みはしなかった。遠くから見た感じでは昔と大きく変わっていないか。

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追越と平砂の間、平砂寄りのところに新しい建物が。GLOBAL VILLAGEと書いてあるが、結局は共用棟的なものだろうか。ダイワハウス系のマークも見える。周囲にはダイワハウスのアパートと同じ造りの建物があるので、新しい宿舎?として建てられたのだろうか?後述するが、追越共用棟はほとんど機能していないので、こちらに機能を移しているのかもしれない。

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平砂宿舎。写真の棟は明かりが全くついていなかったので、入居者がいないか、使用していないんだろう。コロナ禍以降、宿舎への入居希望者はどうなったんだろうか?自分の頃は2年目以降は抽選で当たらないと住み続けられなかったが。

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追越宿舎。自分の住んでた部屋は23-123。この写真でほぼ中央のあたりの部屋だったと思う。結局住んでいたのは一年間だけだったのに今でもしっかりと覚えている。それだけ人生の中で変化が大きい時期だったせいだろうか。

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今回一番の驚きだったのは、追越共用棟が大きく変わっていたことだ。最徐行・保育園あり。なんと追越共用棟は大部分が保育園に変わっていた。ちょうどお迎えの時間でもあり、保育園の写真を撮るのは怪しい人でしかない。裏側から写真を撮ったが、フェンスの向こう側、食堂や浴場があったあたりが全部保育園になっているんだろう。

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学内の散策はここまで。この後つくばセンターまでペデストリアンを徒歩で帰ったが、変わらない景色もあり、変わった景色もあり、つくばでの生活を思い出しながら歩いた。しかしながら、大学中央からつくばセンターまで歩くという行為は、学生時代に果たして経験があっただろうか?通常は自転車で移動していたはずだから、もしかすると初めてのことだったかも?運動不足になったら、またふらっとやってきて散策してみるのもいいかもしれない、と思いつつ、訪問記録のまとめとしたい。

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