ken_63245

地方在住/機械設計エンジニア

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最近の記事

コバルト、アフリカ、電気自動車

電気自動車は徐々に生活に浸透してきて、まだ数は圧倒的に少ないですが、東京でも外を歩いていると走っているのをたまに見るようになりました。 欧米圏の流れを汲んで、日本でもより一層、電気自動車の数が増えていくだろうと思います。 そんな時代の流れにいる中で、興味深いYoutubeの動画を見つけました。 この動画では、電気自動車などのバッテリーで使用されるコバルトという金属に焦点をあてて、コバルトの採掘に伴う問題について紹介をしています。 アフリカのコンゴ民主共和国ではコバルトの採掘

    • 潜水艇タイタンの事故についてエンジニアとして思うところ

      先日、2023年6月22日に潜水艇タイタンの乗員乗客5人の死亡がアナウンスされました。ニュースを見ると潜水艇そのものは外部組織の認証を受けていないものであると報じられていています。私は機械系のエンジニアなので、設計がどうであったか、品質保証や認証行為がどうであったかという点が気になるのですが、潜水艇が未認証と聞いて背筋が凍ってしまいました。また、タイタンが潜るのは国際水域のため、各国の安全法に従わなくてよいというのもも驚くべき点と思います。 何か物を作れば、特にそれが人が使用

      • チューブラーホイールを買ってはならぬ

        僕はかれこれ10年以上前にロードバイクを買い、通勤等に使っています。特にレースに出ることもなく、ただの移動手段だったので、パーツやら何やらは最低限を交換しながら基本的に買ったままの状態で乗っていました。ところが何を思ったか、ちょっといい部品を使ってみたいという気分になり、簡単に交換できそうなフロントホイールをネットで買ってしまいました。いい部品を使いたいと言っても出費をできるだけ抑えたいので楽天で見つけた中古品を購入しました。ハブは一昔前か二昔前のデュラエースで、価格1000

        • 日本の人口と外国人の割合

          日本の人口予想に関する記事を読みました。日本の厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が公表した将来の人口予測によれば、2070年までに日本の総人口は約3割減少し、8700万人になる見込みです。これに加え、外国人の割合も増加し、70年には総人口の10・8%を占めると推計されています。この人口減少の流れは変わっておらず、少子化問題を解決し、社会の活力を維持するために施策が急務とされています。 人間が突然大量に生まれたり死んだりすることは考えにくいので、おそらくこの記事の予想は

        コバルト、アフリカ、電気自動車

          日本の再生エネルギーの割合ってどれくらい?

          つい先日、知って個人的に驚いたことがあります。 日本の再生エネルギーの割合についてふと気になってネットで検索をしてみたのですが、2019年時点で20%近くもあるのですね。 ■経産省HP https://www.enecho.meti.go.jp/about/pamphlet/energy2021/007/#:~:text=A%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%86%8D%E3%82%A8%E3%83%8D,%E4%B8%96%E7%95%8C%E7

          日本の再生エネルギーの割合ってどれくらい?

          海洋プラスチックの再利用製品の意味は何だろうか

          先日、新しいパソコン用のマウスを買おうと思い、どのようなものがあるのか色々と調べてみることがありました。 一口にマウスと言ってもピンキリで千円足らずの廉価品から、ゲーミング用に仕立てられた1万円を超えるものまで、多くのマウスが存在します。どれを選べばいいものかとなかなか決められなかったのですが、一つ興味を引くマウスを見つけました。 それは、Windows OSで有名なマイクロソフト社が出している「Microsoft Ocean Plastic マウス」という製品でした。 ■

          海洋プラスチックの再利用製品の意味は何だろうか

          今更ながらパリ協定について少し調べてみた。

          世の中の事情もあって、個人的に動画配信サービスを多用するようになりました。これまで、アマゾンプライムビデオ、ネットフリックス、dアニメストア、huluなどなど色々なサービスを試してきたのですが、2021年12月現在、最終的にDisney+にたどり着きました。僕は正直なところディズニーが特別好きという訳ではありません。ではなぜDisney+に行き着いたのかというと、Disney+ではナショナルジオグラフィックを見つことができるからです。 ナショナルジオグラフィックの映像作品は

          今更ながらパリ協定について少し調べてみた。