今更ながらパリ協定について少し調べてみた。

世の中の事情もあって、個人的に動画配信サービスを多用するようになりました。これまで、アマゾンプライムビデオ、ネットフリックス、dアニメストア、huluなどなど色々なサービスを試してきたのですが、2021年12月現在、最終的にDisney+にたどり着きました。僕は正直なところディズニーが特別好きという訳ではありません。ではなぜDisney+に行き着いたのかというと、Disney+ではナショナルジオグラフィックを見つことができるからです。

ナショナルジオグラフィックの映像作品は、自然科学、歴史、社会問題などのドキュメンタリーがメインで、これがとても面白いのです。それで、最近はよくナショナルジオグラフィックのビデオをよく見て楽しんでいます。ナショジオのビデオでは環境問題を取り扱うものも少なくなく、僕はそういった作品が好きなので見入ってしまいます。また、いかに自分が環境問題について理解していなかったのかを思い知らされます。

さて、ナショジオの環境問題に関する作品を見て、自分の無知さを痛感するとともに、色々と調べたくなってきました。そこで、とりあえず環境問題と聞いて思い浮かんだパリ協定について自分なりに調べてみることにしました。なんかアメリカがパリ協定から抜ける抜けないといったニュースを前に聞いたことがあったので、多分それを思い出したからでしょう。

まずパリ協定とは何かGoogleで検索をしたところ、検索結果の上の方にWikipediaのページが出てきました。

■Wikipedia パリ協定

僕の理解した範囲でまとめると、次のような内容かと思います。まず、世界的には地球は人間活動が原因で温暖化傾向にあるというのが共通認識で、各国それをなんとか食い止めなければと考えています。そのために国のトップが集まってどうしようかと話し合いをする場が2015年末にパリで開催され、そこで各国の地球温暖化に対する取り組み目標を定めたものがパリ協定です。たとえば日本の場合だと、以下の二点を目標として宣言しています。

・2030年までに2013年比で、温室効果ガス排出量を26%削減する
・2020年までに自然エネルギーの発電量を8パーセントに引き上げる。

ただし、協定の目的が産業革命前から温度上昇を2度未満に抑えるであるのに対して、日本の設定した目標では不十分という意見があるとも書いてあるのが少し気になる点です。

十分かどうかは別にして、それでは目標を設定した後、実際に何をするかということが知りたくなります。これについては経済産業省のホームページに行くと地球温暖化対策のページがあり、「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」として再生エネルギーを主な電力源にする、二酸化炭素の排出量を減らすなどの記載があります。

■経済産業省HP パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略

ざっくりまとめると地球温暖化は二酸化炭素の排出量が自然の処理し切れる許容量を超えているので、なんとか排出量を減らしましょうということですね。また、二酸化炭素排出は化石燃料の使用が大きいので、再生エネルギーに切り替えていく必要があるし、何かものを生産するときにも二酸化炭素が発生しますが、できるだけその発生量が少ない方法を選択しましょうということになります。

究極的なことを考えれば、電気を一切使わない原始的な生活をすれば二酸化炭素の排出量を一気に減らすことはできるのでしょうが、発展させた文明を捨ててそんな生活を送ることは現実的に不可能なので、今の生活を送るにしても二酸化炭素を発生させない方法を選ぶ必要があるということですね。

ごくごく簡単なまとめを書きましたが、少しでも調べてみると地球温暖化は世界的な課題で、取り組んでいく必要があるのだなと気づきます。勉強してみるものですね。他にも多くの問題が山積みなのでしょうが、少しずつ学んで行こうと思います。

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