日本の人口と外国人の割合

日本の人口予想に関する記事を読みました。日本の厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が公表した将来の人口予測によれば、2070年までに日本の総人口は約3割減少し、8700万人になる見込みです。これに加え、外国人の割合も増加し、70年には総人口の10・8%を占めると推計されています。この人口減少の流れは変わっておらず、少子化問題を解決し、社会の活力を維持するために施策が急務とされています。

人間が突然大量に生まれたり死んだりすることは考えにくいので、おそらくこの記事の予想はそれなりの精度を持っているのだと思います。
人口が減ると何か非常に大きい問題が起きているように感じますが、僕は1億人を切るくらいの人口の方が日本にとってはちょうど良いのではないかと思います。
昨今、 ChatGPTという自然言語処理モデルが登場し、その能力の高さが世の中で話題になっています。僕自身も少し触ってみました。色々と質問をすると全く間違ったことを事実のように返答することもありますが、長い文章を要約することは得意のようですし、自分の考えを適当に打ち込んでいるといい相談相手になってくれたりします。今後このようなAIは様々な分野で登場すると思われ、様々な分野で生産性は向上していくと思われます。そうなった時、生産人口は少なくて済む方向にいくと思うので、結果的に人口は今よりも少なくてよいのではないかと思うのです。
数ヶ月前のことですが、海外出張の帰りで空港に到着した時、日本に入国する前にVISIT JAPANというサイトに色々と個人情報を入力するという作業をする必要がありました。システムの思想としては、帰国便に乗る前にあらかじめVISIT JAPANに各個人でアクセスをして登録をしておくというようなものだったようですが、僕はそれをそうと知らずに成田空港について初めて作業が必要であると知りました。その時、空港の職員のような人が3~4人ほど通路で待ち構え、VISIT JAPANのQRコードを表示するようにとアナウンスをしていました。おそらく僕のようなちゃんと入国に必要なものを調べないような人間がいたときの対応をするために人間を用意していたのだと思いますが、そのような場所に人を割り当てることはもったいないと感じます。適切にシステムが設計されていれば、無人で済むでしょうし、そのような設計をAIが考えてくれる未来もあると思います。そうなれば、人口は少なくても問題はないのではないかと思います。
僕自身は2070年まで生きているか怪しいラインの年齢ですが、技術を駆使して生き延びる日本がそこにあることを期待します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?