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BLUEGIANT考察①テーマ「月」

・映画 BLUE GIANTを見た感想
・考察①「月」
・考察②「上京」
※以下、ネタバレを含みます。ご注意下さい。

お久しぶりです!
なまけもの作文です!
映画「BLUE GIANT」を拝見しました!
そこで、今回はこちらの作品の感想と考察を述べたいと思います!
ネタバレも含みますので、ご視聴されていない方は十分ご注意ください!


さて、感想になります。
結論から言うと、今年一番の映画になると思います!
特に、音楽は圧倒されてしまいました。大がジャズと出会った時に聞いた音は「FIRST NOTE」のような激しい曲だったんだなと実感しました。


ここからは考察です。
僕は今回の映画を見て、ポイントは2つあると考えました!1つは「月」、2つ目は「上京」です!

テーマ1つ目の「月」は、本作において何度も登場します。
例えば、レコード会社からアルバム制作の話を持ち掛けられたシーンです。
ここで、現在地とアルバム制作に対しての比喩表現として描かれていました。

また、「FIRST NOTE」演奏時の雪祈の背景です。このシーンでは、黄色に光った満月が照っていました。これは、雪祈の夢「So blueで演奏する」という目標の実現を表しているのではないかと考えました。

そして、大の背景に映る青い月です。その後、土星もぼんやりと映りました。
青い月は、BLUE GIANTを表していると思います。BLUE GIANTは、高温すぎる事で赤を通り越して青く光る星を表していました。そして、その先にぼんやりと映る土星は、月よりも先、どこまででも止まらず進んでいく姿を表していると考えました。
その時に色んな人の目が映っていたのは、その瞬間を一人ひとりが目の当たりにしていることを表現しています。

後日、雪祈が「BLUE GIANT」という楽曲を作成し、左手で弾いていますね。
1人で演奏しているのは雪祈もあの日に見た「BLUE GIANT」を目指して1から再び始めることを表しているのではないでしょうか。

以上のことから、「月」を目標や夢として表現しているのではないでしょうか。


2つ目のポイントになります。
原作では仙台編からスタートしますが、今回はほとんどが東京編になります。
なぜ、東京編なのに、仙台駅からスタートしたのか。

仙台駅の絵がすごく温かく見えませんでしたか?
これは、仙台を出発するシーンを最初に映し出すことで、家族という味方がいる仙台を表していると考えました。
東京到着後、ホームレスの方が地べたで横になっているシーンや、大が行く宛もなくサックスを吹く場所を探すシーンがありました。このようなシーンを通じて味方がいないこと・上京してきたことを描いています。
二つの場所を差別化することでより、東京に1人で来た孤独感や都会の冷たさが明確になっていますね。

また、Take Twoに行く前に雨が降っているのも上京当初に感じる都会の冷たさを表現しているのではないでしょうか。
Take Twoに着き、店主との会話を通じて、実力を認めさせることで味方を作りました。結果として、雪祈と出会うきっかけを掴みました。
余談ですが、Take Twoには原作で出ていた曲のレコードも飾ってありましたね!
Grapefruit moonは分かったのですが、その他は分からなかったので、有識者の方コメントで教えてください!

以上、BLUE GIANTを読んで考えたところでした!
とてもオススメです!
この他にも考察を書く余裕があれば書きます!
お楽しみに♪

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