見出し画像

京都、嵐山の穴場(?)

京都観光といえば、清水寺、金閣寺、伏見稲荷、嵐山などが有名ですね。
新型コロナウイルスで観光客は激減したものの、コロナの規制が終わってからは賑わいを取り戻しています。
観光業の人にとってはとても良いことだと思います。

一方、最近では時々ニュースにもあるように、オーバーツーリズムが問題になっています。
とにかく観光地と、その近辺の公共交通機関の混雑具合が凄いです。
個人的には、静けさがあり落ち着いた古い町並みが京都のイメージだったのですが、今の観光地にそのような雰囲気はありません。

嵐山も同じ状況です。嵐山観光の定番といえば、
・渡月橋
・天龍寺
・竹林の小径
・食べ歩き
・お土産屋さん巡り
といったところでしょうか。

特に桜、GW、紅葉の時期はすごい人です。
歩道から人が溢れて車道を歩くくらい混んでいます。
人が多すぎて行く気が失せてしまいます。

そんな状態の嵐山ですが、穴場?を見つけたのでご紹介します。
竹林などの定番も良いですが、少し足を伸ばしているのも良いですよ。
とくに古い町並みが好きな人にはお勧めです。

こちらです。

これは2024年のGW半ば、午前10時過ぎです。
写真の通り、人は少なかったです。
地元の人以外の日本人は見かけなかったので、穴場なのかもしれません。
(渡月橋や竹林の近くにはたくさんいました)

嵐山にこのような場所があるなんて知りませんでした。
嵐山にもかやぶき屋根があるんですね。

この辺にいたのは外国から来ている観光客ばかりでした。
日本人観光客はほとんど来ないのに、彼らはよく知っているなと思いました。

このあたりです。

この近くには「あだし野念仏寺」などがあり、ガイドブックには載っていると思います。
しかし嵐山の人気エリアである渡月橋や竹林から少し遠いからなのか、人が少ないです。
渡月橋から距離はありますが、全然歩けない距離ではないです。
(私は自転車で行きましたが)

渡月橋方面から竹林を超えて踏切を渡ると、常寂光寺、祇王寺に近付くにつれて人が減ってきますが、まだこの辺には日本人観光客もいました。

常寂光寺。紅葉が有名ですが、新緑も綺麗です。


しかしここから先が穴場です。人が激減します。
古い町並みの他に、地元のお土産屋さんもあります。


行き方

途中まで公共交通機関で行き、その先は徒歩か自転車になります。
レンタサイクルもありますよ。
時間と体力に余裕のある方には徒歩をおすすめします。

JR京都駅から
嵯峨野山陰線に乗り、嵯峨嵐山で下車します。
京都駅から嵯峨嵐山までは約17分です。
駅から徒歩約28分、1.9kmです。

大阪方面から
阪急電車の京都線で桂まで行き、阪急嵐山線に乗り換えて終点の嵐山まで行きます。
阪急梅田駅から嵐山駅までは約50分です。
駅からは渡月橋、竹林を通り抜けて行きます。
駅から徒歩約38分、2.6kmです。

バスの利用
阪急嵐山駅からだと、結構距離があります。
体力を温存するためにはバスを使うのも手です。

阪急嵐山駅前から京都バス94系統(清滝行)に乗車し、
護法堂弁天前または鳥居本で下車(約16分)、その後徒歩数分です。


ちなみに、もし嵐山の渡月橋や竹林を訪れるなら、人が少ない早朝がおすすめです。(店は開いていないですけどね)

竹林の小径。2023年12月、7:00頃
渡月橋。2023年12月、7:30頃

おわりに
嵐山の穴場?についてご紹介いたしました。
定番から足を伸ばしてみると、一味違う嵐山に出会えるかもしれません。
今回は短時間しか訪問できなかったのですが、改めてゆっくり見て回りたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事が参加している募集

#一度は行きたいあの場所

51,365件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?