見出し画像

男だらけの高校生活でした

高校は男子校でした。

周りを見渡しても、男・男・男だらけ。

当然、女性との出会いは皆無となります。

そのため、高校時代は母親以外の女性と
接する機会がほぼありませんでした。

高校時代に一度も女の子と
付き合うことがなかったのは
信じられないかもしれませんが、
男子校では意外と多く見受けられます。

同じ境遇の人なら
分かってくれると思います。

学校の雰囲気は
右翼系の大学出身の体育教師が
幅を利かせていたことから
軍隊調で規律が厳しかったです。

例えば、決められた集合時間の5分前には
必ず集まっているとか、お辞儀の角度と
いったことです。

これは、社会人になって研修で習いますが
高校生の時から毎日のように
やらされてきたので今でも潜在意識に
刷り込まれています。

高校は自分を含めて同じ中学の出身が
2人でしたので、いわば人間関係は
リセットされた状態。

私はまじめ系のグループに属しました。

中学の時とは違い取り立てて変化のない
高校生活を送ることになります。

クラスの人数は45人で、
ヤンキー系とまじめ系の割合が
6:4という構成。

学校全体の比率もヤンキー系が6割を
占めていました。

ヤンキーの彼らは当時流行っていた
『ビー・バップ・ハイスクール』の
ヒロシやトオルのように干渉されず
自由奔放を好むことから、価値観の違う
まじめ系の生徒と関わることは
ありませんでした。

誰もが「とりあえず高校は卒業したい」
と思っていたのと公立と違い私立は
問題を起こすと情け容赦なく
即退学となるので学校では
大人しくしていたのだと思います。

そんな、高校生活に変化をもたらしたのが
後の人生に大きな影響を及ぼす簿記との
出会いでした。
                 (つづく)


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?