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【世界で最も貧しい国ケニア】⑲シンナーを吸う子供たち。

あらすじ

ついに世界最大のスラム街

キベラスラムに潜入したラッキータウン!!

世界中のどこよりもベリーハードな状況で見出した希望とは!?

前回の記事はこちら

本編

色んな刺激を受けながら、

このスラムにあるマゴソスクールで教頭をしている

オギラ

と一緒に歩いているとオギラは色んな事を教えてくれた。

オギラは12歳の時に両親が殺され下にきょうだいが5人もいながら

今まで生き抜いてきたそうだ。

そして、これはスラムでは珍しい話ではなくごくありふれた身の上話らしい。

スラムでは50歳まで生きていれば長生きで

それは30歳頃になると過酷な環境すぎて、見た目は80歳程の老人になるからだそうだ。

オギラ曰く

スラムの子供たちはシンナーを吸う子もいるらしい。

それは、非行に走っているわけではなく空腹を紛らわす為に吸っているそうだ。

だから、オギラは学校で音楽やスポーツに力を入れているそうだ。

シンナーを吸っていては音楽やスポーツは出来ないから。

とここで、とてもリアルな眺めをみる事ができた。

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この線路を挟んで

右に奴隷だった人たちのスラム

地平線

左にヨーロッパ人のゴルフ場があった。

ゴルフ場

これが・・・

世界なんだ・・・

俺はオギラにこの場所が好きかと聞いた。

するとオギラは

大好きだよ、自分の生まれ育った場所だからね。

と笑顔で応えてくれた。

そして続けて

スラムには何もないが拠り所はある。

絶望もなければ悲観もなく、未来に希望を持っている。

と力強く話を続けてくれた。

そんなオギラに夢は何か尋ねると

スラムの皆が憧れる存在になりたい。

そうなれば、皆が盗みやギャングになる事もなく

平和に向かって希望を持って生きていく事が出来るから。

と語ってくれた。

オギラ3ショット

俺は涙を流し

その夢、絶対に叶うさ!!ハランベー!!ハランベー!!

と言い握手を求めると

オギラは満面の笑みでハグをしてくれた。

そうこうしている内にマゴソスクールに到着。

さぁ、ここにはどんな学びがあるのやら・・・


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