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【世界で最も貧しい国ケニア】⑦文明=プラスチック=ゴミ

あらすじ

遂にケニアの人々に笑いを届けたラッキータウン!!

そして、次なる目的地ドゥルマ族のダガムラ村に向かうのだがその途中・・・

なんとあのヴァスコ・ダ・ガマが訪れたという場所に行く事に!!


前回の記事はこちら

本編

朝からホテルで今回訪れるドゥルマ族の挨拶を習うのだが全く分からなかった笑

とにかくハートで行くしかない。

そう思い、車に乗り込みモンバサに出発!!

モンバサにはヴァスコ・ダ・ガマが初めてケニアに来た場所が残っているらしい。

(ちなみに俺は、インドのヴァスコ・ダ・ガマのお墓に行った事がある)

※ヴァスコ・ダ・ガマとは船でポルトガルからアフリカを通ってインドに行った冒険家。

モンバサまでは3時間程度で着いた。

バイク

パイナップル

街並みは未だに砂地の部分が多かった。そして、ポイ捨てされている

ゴミ

も・・・

近年のケニアではプラスチック製品のゴミ問題が深刻化しているらしく、スーパーのレジ袋は法律で禁止されているらしい。

動物が食べて死んでしまったりするのだと。

俺はおそらくだが、ケニアの人達にはゴミを捨てている感覚があまりないのではないか?

と思った。

というのも、彼らは元々自給自足の生活をしていたため全てのものは土に還るものだったわけだ。

文明ではなく、文化が受け継がれていった彼ら。

それは本来の人間の姿そのものに見えた。

だから、

文明=プラスチック=ゴミ

の様に感じられた。

そうこうしている内にヴァスコ・ダ・ガマが訪れたという海に到着。

バスコダガマ

1492年にここにヴァスコ・ダ・ガマが現れ、歴史が動いた!!

実際にそんな所にいると自分の中でとてもロマンが溢れ出した!!

だけれども、ヨーロッパの植民地支配によって色んな悲惨な事が起こったケニア・・・

そんなケニアでヨーロッパ人が現れた場所が今では観光名所となり、ケニアの人達のお金になっている現状は

少し皮肉に思えた。

いよいよ帰る事になったが、近くにジェラート屋さんがあるのでジェラートを食べる事に。

ケニアはイタリア人が旅行で来る事が多いのでジェラート屋さんがあるのだとか。

ジェラート

美味しい~

それからまた車で3時間

アスファルトではなく、舗装されていない砂の道を車で移動した。

多少揺れる事はあったが、250kmの砂漠を歩いた俺にとっては歩きじゃないだけましだと思った笑

時折、外から俺らの乗っている車を見たケニアの子供たちが

チャ~オ~!!

と叫んでいた。

子供

そして遂にダガムラに到着!!

実にホテルを出発して車で6時間もかかった!!

ダガムラに着くとドゥルマ族の人達が盛大に歓迎してくれた!!

シャーマン男

sy-万女

さらにマテラ長老が

マ)ここにいる人々は選ばれた人々だ。本来なら外国人がここに来る事は禁止されている。神様に選ばれたのだ。今日夢を見るだろうからどんな内容だったか必ず教えて下さい。それはとても重要な事だから。

先程、村人達の大歓迎を受けたあと落着きはらいながら長老が言ったこの言葉に俺は

大興奮した!!

え!?

まじ!?

俺今日、どんな夢見るちゃろうか!?

楽しみ~

そして次の日、俺はどう考えてもお告げでしかない夢を見た。

月



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