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【世界で最も貧しい国ケニア】⑪多分殺されるから無理でしょうね。

あらすじ

ドゥルマ族に伝わる儀式センゲーニャとンゴマザペポ

儀式の途中、次々と起こる不思議体験!!

そしてケニアの人間国宝でもありシャーマンのマテラ長老のお父さんのお墓参りも終わり

いよいよ儀式もクライマックスに!!

果たしてこの先、どんな精霊が待ち受けているのか!!

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本編

マテラ長老のお墓参りも終わり、俺らはダガムラ村からサラサメリ村まで戻った。

サラサメリ村で軽くご飯を食べた後ホテルに到着。

ここで一泊して、次の日の儀式ではクライマックスを迎えるらしい。

だけど、この儀式は今日の夜から始まり明日の昼まで続くのだとか。

だから儀式に夜から参加するなら儀式がある場所でテント泊をしなくてはならないらしい。

俺はテント泊かホテル泊かなんてどうでもよかったが質問をした。

俺)その儀式がある場所は行くのにどのくらいの時間がかかるんですか?

するとガイドの千晶さんが

千晶)車で20分くらいかな

俺)じゃあ、夜に儀式をしばらく見てから歩いて帰ったりすることは出来ないんですか?

千晶)多分殺されるから無理でしょうね。

えええええええええええええ!!!!

久しぶりに、そのキラーフレーズ聞いたわ!!

そして、俺達ラッキータウンはこの儀式の為にわざわざ

ケニアまで来たのだからテント泊をする事にした。

そもそも儀式のクライマックスではなにをするかと言うと

旗持ちの就任式をするそうだ。

この旗持ちとは、その地域の部族のリーダーをさしマテラ長老も若い時に父親から就任されるはずだったのだが

父親は儀式の前に亡くなり就任する事ができなかったそうだ。

この就任式の名前をミジケンダといい意味は九つという意味だ。

だからこの儀式では九つの部族からそれぞれ旗持ちが合計で12人就任され

明日は何百キロと離れた所からこのミジケンダの為にそれぞれの部族の代表が集結するらしい。

なんか本当に今更ながら漫画の様な話だ笑

そして、ホテルの部屋に入るとある異変に気付く・・・

体がかいいいいいいいいいいいいいい!!!!

急いで下着を脱ぎ、そして捨てた。

なんでそんなにかゆかったかと言うと

俺はこの旅でまだ一度も下着を着替えてなかったからだ!!

も、本当に頭がおかしくなったのか今回の旅は二週間あるのに

持って来た下着の数は三つだった!!

いや、これには訳がありまして・・・

以前の冒険ではイカ砂漠250kmマラソンを走った時に荷物を極力抑える為に

下着を2枚しか持っていかなかったんです笑

あの地獄を経験した俺にとって

たかだか旅行で、しかも風呂も入れるなら下着なんて持って行かなくてもいいんじゃねww

というまったく馬鹿な予想があった。笑

だからずっと下着を替えなかったんだけど、どうやら5日が限界の様だ。

みなさんよかったら参考にして下さい笑

ホテルでもう一つ気づいた事があったんだけど

それは、ケニアの電気は薄暗い・・・

おそらく元々夜は月明かりだけで生活していた人たちだから

そこまで必要ないんだろう。

目もそうとういいだろうしね。

そんな事を思いながら俺は儀式のクライマックスに期待で胸を膨らませた。


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