見出し画像

【世界で最も貧しい国ケニア】⑮ハランベー

あらすじ

ケニアにて、シャーマンの旅は終わり
これから200万人の住むキベラスラムへと向かうラッキータウン。

途中タイタ族&タベタ族の歓迎を受け和やかなムードもつかの間・・・

今度は動物の恐怖がおしよせる。

前回の記事はこちら

本編

ホテルを車で出発し

ジラフセンターと象の孤児院に向かう。

車の中ではガイドの千晶さんがケニアの現状についてとても

詳しく説明してくれた。

千)今車で通ってる道はサザンバイパスと言ってもの凄く物議を醸したバイパスなの。

スラムやナイロビ国立公園を撤去しながら建設されたから。

でも、これは先進国になる為には仕方ない事だから反対派は少ないのだけれど皆心では揺れてるようだった。

画像1

なるほどな~

豊かさと引き換えに失っていくものに、ケニアの人達も戸惑っているようだ。

そしてカレン地区にやってきた。

カレン地区とはカレンブリクセンという女性がコーヒー農場を経営していてその跡地なので

カレンの名前が付いたそうだ。

コーヒー農場と言っても元々ここはキクユ族の土地だったのだが侵略した歴史があるのだとか。

でも、このカレンとキクユ族との間には絆が生まれカレンは多くのキクユ族に親しまれたらしい。

やはり、アフリカの人はとても優しい。

さらに旧白人居住区も通った。

ここは高知で涼しい。白人たちはこの様に快適な場所に住み、ケニアの人達は低地で暑い場所に追いやられたのだとか。

なぜここが、旧白人居住区かというと

ケニアにはケニア人しかいなくなったからだ。

これはどういう事かと言うと

確かにケニアには悲しい歴史があるが、もうそんな事をずっと言っても仕方ない。

お互い黒人も白人も黄色人種も全てケニアに住んでいる人はケニア人になって共に助けあおう!!

という国策がなされ、ケニアに住んでいる人はみんな国籍はケニア人になったのだとか。

これって、ばりばり素敵な事やない??

そしてこの皆で助けあおうという精神を

ハランベー精神というらしい。

俺の大好きな言葉になった。

だって日本もそうすりゃいいやん??

っていうか世界中そうすりゃいいやん??

と心の底から思ったからだ。

そしていよいよジラフセンターに着いた。

ここではキリンに餌をあげたり触れ合う事ができる。

キリン

いや、キリンの顔でか!!

舌を触ったが

くううううううううううううう!!!!!!

サラサラなんだけど、ぬめぬめというなんとも言えない手触りだった笑

そして、

キリンの首に当たると死ぬから気を付けてね。

と千晶さんに注意された。

ケニアでは何でも死と隣り合わせなのだ笑

もう・・・慣れましたよ・・・

続けて象の孤児院へ

なぜ、象が孤児になるのかというと密猟のせいだとか。

さらにその象牙の輸入先の多くは日本だった過去があるらしい。

(日本は密猟者の物と知らなかった?)

小象達が、1時間に1回ミルクを飲みに来る場所があるので

そこで観る事ができる。

画像3

皮膚を触ると乾燥していて毛も固かった笑

とゆうか俺、

動物苦手やん!!笑

俺

なんか、怖い!!笑

でも、なんか触りたい!!笑

ジェットコースター的なノリかな??

なんて新しい自分を発見できた笑。

そして、千晶さんが

あんまり象に近づくと蹴られて死ぬから注意してね。

とまたお約束の死と隣り合わせアナウンスが流れた。

・・・もう何も思わない事にした笑

ちなみにこの孤児院では里親制度があるので

象の里親になりたい方は是非起こし下さいね~

画像5

そして、この後

俺はハクナマタタという言葉が大好きにる事態に陥るのであった。


つづきはこちら


より多くの人の話を聞き文章化していきたいと思っております。 取材に際しかかる費用があるので 是非、サポートしていただけると嬉しいです。 絶対に1+1は0にはならないと思っておりますので よろしくお願いします。