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知らないとすぐ詰む【三段階で設定すべき秘密】

カフェで男女が
話をしているのが耳に入ってきた

女性
「でも、その部署の人と
安易に連絡を取らせてしまうと
ノウハウが漏れてしまう
リスクがあるよね」

「で、そのノウハウは
他社からしてみれば
とてもおいしい情報で
それだけでかなり稼げるよね」

「だからその部署と安易に連絡が
取れないようになっているんだよ」

「それは会社を守るための
仕組みなんだよ」

男性
「そうか…」

どうやら、その男女は
同じ大企業に勤めている

男性は、ある部署との連絡が
取りづらく会社に不透明な
部分があることに対して不満がある

女性がそのことに
回答している場面のようでした

会社の機密情報は
三段階で設定する必要があります

✅社内のスタッフだけが
知ることができる情報

✅一部のスタッフだけが
知ることができる情報

✅経営層だけが
知ることができる情報

これは情報だけでなく
社外のキーマンに会ったり
連絡を交わすアクセス権も含まれます

それを全スタッフに開示して
しまうとすぐに詰みます

ニコニコしながら
勉強のためにと情報を得て
それを競合他社に流す人

またはその情報をもとに
独立を試みる人
色んな人が居ます

実際、あるスタッフが
顧客情報を盗み取り
スタッフ数名を引き連れて
独立された。大変だった。
という同じような話を
経営者3人から聴きました

また
ある大手の電器小売店の
仕入れ担当の社員が
「仕入先、商品、数量、価格の情報」
をライバル会社に提供し
好待遇で転職し
裁判になったケースが
近年ニュースになっていました

同様のケースで
ある大手の通信会社の社員が
通信技術の情報を
ライバル会社に漏らし
裁判になったケースもあります

こういったケースを
防ぐのかなり難しいです

個々のPCの操作履歴を管理したり
部署を物理的に切り分けたり
あらゆるセキュリティを
入れる必要があります

しかし、小さい会社では
それらを実行するのは
さらに難しいです

そこで、まずできることとして
ルールを設けるのが効果的です

指定された情報以外は
外部に漏らしてはならない。
この情報にアクセスできる人は
こういう人だけ。
それらを規則に明記する

そして、定期的に研修をする

人の行動を完全に
制限することは無理です

しかし、このような一文や
定期的な研修があると
強力な抑止力になります

性善説で行くと簡単に詰みます
たとえ一緒に働くスタッフでも
警戒すべきです

漫画の世界のように
仲間はみんな信じる!
というワケには
行かないんですよね

厳しい言い方をすると
「人を盲目的に信じるということは
すべき仕事を放棄し
事業をリスクにさらすこと」
に他ならない
無責任な行為と言えます

まさかそんな事をされるとは
思わなかった!
は経営者の怠慢以外の
何物でもないんですよね

これは
過去の自分に言ってやりたい
言葉の1つですが…

自分は盲目的に人を信じて
たくさん失敗をしました
会社経営で具体的に何が合ったかは
ここでは書きませんが

様々な人が様々な目的で
集まってるのが組織です
だからこそ
気を付けるべきなんですよね

そして、それは事業を守り
スタッフの雇用を守ること
に繋がります

まとめると

会社の機密情報は
三段階で設定する必要がある

✅社内のスタッフだけが
知ることができる情報

✅一部のスタッフだけが
知ることができる情報

✅経営層だけが
知ることができる情報

※社外のキーマンに会ったり
連絡を交わすアクセス権も含まれる

※社内にルールを設けて
定期的に研修

これらは事業を守り
スタッフの雇用を守るために大事

という話でした

それでは
貴重な時間を使い
最後まで読んでいただき
ありがとうございました✨

ではでは、また今度(^^)/

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