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『これからの生き方図鑑』を読んで

樺沢紫苑先生の新刊『これからの生き方図鑑』が自宅に届いたその日から読み始めました。いつもの通り、『はじめに』、『おわりに』、『目次』を読み、気になった節から読み始めました。仕事をしながらも、二日ほどで全節を読み終えました。これまで出版された書籍と同様に本書も非常に読みやすく、理解しやすい内容でした。何より読んでいて面白く、時間の経つのも忘れてしまいます。

本書を読むまでの私は、『自分のこれからの人生、本当にこれで良いのか。もっと違った考え方をしないと幸福なセカンドライフを過ごすことができないのではないか。』と疑心暗鬼になっていました。

あと1年と数ヶ月で還暦を迎える私は、数年前より60歳を機に人生をリスタートさせ、満足するセカンドライフを過ごしたいという強い願望でいっぱいです。その結果、お金のこと、仕事のこと、人間関係のこと、健康のことなど色々日々悩んだり、考えたりしてきました。書籍も何冊も読みました。それがいけなかったのかも知れません。自ら疑心暗鬼に陥るようなことをしていたとしか思えません。

『セカンドライフを充実したものにしたい。』、『満足のいくセカンドライフにしたい。』このようなこと考えることは、同年代の方々、皆さん同じではないでしょうか。終わり良ければ全て良しの考えです。今まで、仕事一筋で生きてきて、50歳の時にOD(自律神経障害)となり、後悔もしましたが、樺沢先生に出会えたことで、『人生はこれからだ』という気持ちにはなりました。セカンドライフに対する思いはおそらく誰にも負けないぐらい強い思いを抱いていいます。樺沢先生の著書を読みや動画を拝見した結果だといつも樺沢先生には感謝をしております。しかし、そこまで強い思いの私でさえ、これからどう生きていけば良いのかいまだに悩んでいたのです。結果的には、尊敬する樺沢先生を信じていれば良いのに、いろいろ手を出しすぎたのだと思います。ところが、本書を樺沢先生の本と意識して読みました。そうするとあることに気づいたのです。私に足りなかったのは『自信』。自分の考えに『自信』が持てていなかったのです。そして、本書が私に『もっと自信をもちなさい』と語りかけてくれた気がしました。

本書を読んで印象に残ったのは、『第1章 これからの「もっと幸せる」生き方』でした。他の章も気にはなるところはありましたが、私の背中を『自信を持て!』と言わんばかりに、押してくれたのは『第1章 これからの「もっと幸せる」生き方』の
 【07】これからは、植物や小さなペットを育てる。
 【08】これからは、パートナーとのつながりを強くする。
 【09】これからは、生涯現役を目指す。
です。自分が考えていた通りのことを樺沢先生が本書に書かれておられたのです。嬉しく思いました。感謝の気持ちです。晴れやかな気持ちになりました。

昨年あたりから、植物にはまり机の上にも飾っています。癒されます。オキシトシン的幸福を感じているのですね。自己重要感も高まって、さらに「幸福」を味わえるのです。
また、最近は妻とは率先して話をするようにして、極力週に1回は出掛けるようにしたいと先日からまめに出かけております。それも公園とか花や緑のある場所を意識して出かけております。さらに、緑に囲まれたレストランや喫茶店にも行きたいと緑や自然に関する場所のガイドブックまで買いました。また、まめに『ありがとう』の言葉をかけたり、自ら進んで家事を手伝ったりしております。
そして、生涯現役という考え。定年退職・雇用延長が終了しても、現役で仕事ができるよう資格を取得して、副業を初めております。社会貢献も意識した副業です。昔は辛い勉強も今では好きなことだけを勉強することができるため、まいたの精神で勉強することができており、さらなる自己成長・資格取得を目指そうと日々努力中です。そして、これらの副業が本業に変わる日もそう遠くはないかもしれません。

なぜか、樺沢先生に私の行動を見透かされているような気持ちになりました。他にも、とこどころ自分の考えていたことが書かれているのです。先に挙げたのは一部です。だから、本当に後ろからそっと前へ出るように背中を押していただいた気持ちです。本書は私の不安を自信に、自信を確信へと導いてくれました。これからも、不安になった時、本書を読み返します。人生はそんなに甘くはないですから、不安がよぎることもあるでしょう。でもこの本が、勇気をくれるはずです。
樺沢先生に感謝しております。素敵な心の支えとなる書籍を届けてくださり、本当にありがとうございます。これで迷うことなく、第2の人生を心置きなく満足のいくものにしていける自信がつきました。

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