海外で働く日本人はなぜ少ないのか?

よく海外で働く日本人の数が少ないと言われています。

実際にどれ位の日本人が海外に住んでいるんでしょうか?
外務省の統計によると、2017年10月時で135万人が海外に住んでいて、64%が3ヶ月以上の海外在留者のうち、学生ビザや就労ビザなどの「長期滞在者」で、36%が「永住者」となっています。また、国別に見ると上位から、米国に在留邦人の32%(42万人)、中国に9.2%(12万人)、オーストラリアに7.2%(10万人)、タイに5.4%(7万人)、カナダに5.2%(7万人)が住んでいます。上位5カ国で59%を占めています。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000368753.pdf

135万人というと多いように感じますが、国民全体に対して1%です。「少ない!」と言いたかったのですが、こちらの記事によるとインドでも1%程度のインド生まれの人達が海外に住んでいる様です。こちらの統計によると海外に住んでいる中国人は約5千万人なので、国民全体の3.4%に統計によると海外に住んでいる中国人は約5千万人なので、国民全体の3.4%になります。

これらの数字を見ると、海外で働いている日本人も多いのではないかと思うのですが、実際海外で働いてみると、日本人はかなり少ないのではないでしょうか?私もシンガポールで働いていた時、シンガポール国内で社員1,000名以上の米国企業だったのですが、日本人は私1名でしたが、中国、韓国、マレーシアなどの方はたくさん在籍していました。ベトナム人の方も数名いたと思います。ただ、現地日系企業には日本人は多く在籍していると思うので、日本の海外在留者もそれなりにはいると思うのですが、日本「1%」とインド「1%」が同じには思えません(そもそもの人口の違いなのか)。

米国やシンガポールの非日系企業では多くのインド人や韓国人の方々が働いていますが、日本人を見るのは稀です。では、なぜ同じ「1%」なのか。現地に帰化する人が多いからでしょうか?例えば、カリフォルニア州にはKorean-Americanの方が11万人もいるそうです。

実際に「海外で働く日本人は少ないのか?」という質問の答えが見つかりませんでしたが、知っている人は教えて下さい(笑)あと、なぜ現地に帰化する(日本パスポートを捨てて他国パスポートに替える)人は少ないんでしょうか?

次は、海外の非日系企業で働く日本人が少ない理由でも書くかな。。


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