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USスタートアップCircleCIのカントリーマネージャー。以前はStripeのGro…

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USスタートアップCircleCIのカントリーマネージャー。以前はStripeのGrowth Head。海外スタートアップの日本ビジネス立上げとGrowthが得意。シンガポールのUS企業でも働いていました。INSEAD Executive MBA。(個人の見解を述べてます)

最近の記事

海外で働く日本人はなぜ少ないのか?

よく海外で働く日本人の数が少ないと言われています。 実際にどれ位の日本人が海外に住んでいるんでしょうか? 外務省の統計によると、2017年10月時で135万人が海外に住んでいて、64%が3ヶ月以上の海外在留者のうち、学生ビザや就労ビザなどの「長期滞在者」で、36%が「永住者」となっています。また、国別に見ると上位から、米国に在留邦人の32%(42万人)、中国に9.2%(12万人)、オーストラリアに7.2%(10万人)、タイに5.4%(7万人)、カナダに5.2%(7万人)が住

    • 外資系スタートアップの本社(米国)との打ち合わせって実際どれぐらいあるの?(カントリーマネージャー編)

      CircleCIというCI/CDソリューション(DevOps)を提供しているサンフランシスコ本社のスタートアップでカントリーマネージャーをやっています。実際どんなことをやっているのか、どれぐらい本社の人たちとどんな打ち合わせしてるのか、疑問を持っている方々も多いと思います。今回は、簡単に1週間のスケジュールがどんな感じなのか紹介します。 まず、「月曜日はパラダイス」です。アメリカはまだ日曜日のため、月曜日の朝はゆっくりできます。自分のことに時間を使ったり、日本のことに集中で

      • 外資系スタートアップの日本法人ってどのぐらい英語使うの?

        GWなのでもう1本ぐらい書こうと思います。 前回のブログで、外資IT系 ”大” 企業の営業職などでは英語はあまり使わないと書きましたが、スタートアップの日本法人だと実際どうなのか?簡単にお伝えしたいと思います。 「It depends!」(場合による、会社による、役割による)というのが本当のところですが、少なくとも数十人規模まではそれなりに英語力が必要で、それ以降はその企業が入社時(オンボーディング)トレーニングや必要な資料、日々のコミュニケーションを英語メインでやるのか

        • 外資系の日本法人で必要な英語レベルはどれぐらい?

          米系の大企業とスタートアップの両方を経験してきましたが、よく「外資系に入るにはどれぐらいの英語力が必要なのか?」と質問を受けます。 一般的に、大企業ではあまり英語を必要としない職種(営業など)、読み書きは必要な職種(SE/Pre-Sales Engineerなど)、ディスカッションも必要な職種(戦略企画、マーケティング、プロダクトマネージャーなど)といった形で職種によって変わってきます。 なぜでしょうか? 大企業では、トレーニング資料や製品資料なども日本語化されているこ

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        • 外資系スタートアップの本社(米国)との打ち合わせって実際どれぐらいあるの?(カントリーマネージャー編)

        • 外資系スタートアップの日本法人ってどのぐらい英語使うの?

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          海外で働くのは意外と簡単?

          20代前半の頃、海外で働いたり学校に行ったりしてみたいなーと思っていました。かっこよさそうだし。。。 そのためには、なんとなく英語の勉強をしたほうが良さそうだなとは思っていましたが、実際何から始めればいいのか、海外で働いたり学校に行くのは本当に可能なのかというのは一切わかりませんでした。もし今からお伝えする情報を当時知っていたら、、、私の人生はかわっていたかもしれません。海外で働いてみたいけど英語もできないし絶対無理と思っている人も多いと思います。実は、海外で働くというのは意

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          気軽に自作クラフトビール

          IPA好きで、色んなところでブリューワリー見学したり飲んだりしてはいたけど、ふと、作ってみたいな、と。 アメリカに出張に行くと、これでもかというぐらい数多くのブリューワリーのビールが生でも瓶でもどこでも飲めるし、ガレージでビールを作り始めて有名になった、なんて話も。そこで、Amazonなどでもビール自作キットも買えるし、日本でも自宅で簡単に作れるはずだという妄想からスタートするも、すぐに壁に直面。 巨大な壁、日本の法律。 ・1.0%以上のアルコールが入ったお酒を作るに

          気軽に自作クラフトビール

          上海の決済と必須アプリ事情

          2018年12月に上海に訪問。初めての中国。 生活のモバイル化が進んでいて、中国すげー、Alipayすげー、WeChat Payすげー、シェアサイクルすげーみたいになってるので、実際に体験しに行ってきました。以前決済企業にいたので、特に現地の決済事情には興味がありました。 まずは現地での必須アプリをウェブサイトや友人から聞いてインストール。 ・百度地図 (Google Mapの代わり) ・WeChat (LINEの代わり) ・Alipay (モバイル決済やIn-Appア

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