昔は知っていた。けど今はまったく知らない。
今日は大阪へ出かけた。
そこへ行くのは何十年ぶり?
久々のその場所はすっかり変わっていて、
歩いている人は、ほとんど外国人観光客だった
観光地に紛れ込んだような
目新しいものばかりで、キョロキョロしているわたしはきっと馴染んでいた。
目に止まったお店で買い物をする
レジに並ぶ、
前にいた外国人観光客がレジの店員に外国語でたずねている
店員は流暢な英語で答える。
さすが、
この土地で商売をしているだけあるな〜
と関心していた
次にわたしの番、
現金のみだったので現金払いで、500円玉がほしかったので、少しややこしい小銭の出し方をした
首をかしげ、困惑する店員さん
「えっと、500円玉が欲しいんです」
「そうですか、ありがとうございました」
、、、ん?
なまっている、ありがとうございました。の発音が普通のと違う、、
まさかの店員さんが外国人だった
見た目はまるっきり日本人で、お店も日本でよく見る感じのお店だった
お客さんも外国人、店員さんも外国人
まさかの、
アウェーなのはわたしだった
外国人同士の会話を「上手だな〜」と見ていた
なんだかわからなくなって、お店を出る
あれ、
わたしはどこに来たんだっけ?
昔は知っていた、
けど今はまったく知らない
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