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銃砲店主直伝! 猟場でカモを解体する方法(おいしく食べるまで)
本稿は『けもの道 2018春号』(2018年4月刊)に掲載された記事を note 向けに編集したものです。掲載内容は刊行当時のものとなっております。あらかじめご了承ください。
狩猟を行なうには狩猟免許の取得、猟具等の取得・所持の許可、狩猟者登録などの手続きが必要なほか、狩猟期間や猟法、狩猟できる区域や鳥獣の制限等があります。狩猟制度に関する情報については「狩猟ポータル」(環境省)等でご確認ください。
獲りたてのカモを猟場で食べる
都銃砲・橋本勝弘さんの手ほどきでカモ猟で初猟果をあげた「けもの道新米ハンター」一行。続いては再び橋本さんより、カモの簡単な解体方法を紹介いただいた。
ナイフ1本とまな板代わりになるものがあれば猟場でもできるので、獲ってすぐに食べてみたいときなどに参考にしてほしい。
解体したのは新米ハンターの2人が獲ったカルガモ2羽。射獲直後に肛門から腸抜きは済ませてある状態からスタートした。
ご注意ください!
本稿で紹介するカモの解体は、衛生設備の整った解体処理施設で行う解体方法とは異なり、自家消費用の解体の一例となります。実践する場合は手袋を着用、ナイフやまな板を適宜消毒するなど、衛生管理に留意の上、肉は十分加熱して食べるようにしましょう。
文・写真|佐茂規彦
写真で見る “猟場でできるカモの解体方法”
羽をむしる
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まずは全身を覆う羽をむしり取る。猟場を汚さないよう、ビニール袋などは用意しておこう。羽は、まだカモが温かいうちにむしってしまうのが原則だ。
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かなり力強く羽をむしっても大丈夫。ヒヨドリなどの小さい鳥の場合は、強くむしると皮が破れたり、皮ごと引きちぎってしまうので、注意が必要だ。
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羽をむしるついでに、食べられない手羽先は関節で切り落としてしまう。
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粗方むしり終えたら、残った細かい毛は遠火で焼いてしまおう。皮や肉に火が通らないように短時間でサッと炙る程度でよい。
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炙ったあとは表面を水洗いして、焼け焦げた羽や毛を洗い流す。
解体する
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つづいて解体を開始する。胸骨の両サイドに沿ってナイフで切れ目を入れる。
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