見出し画像

【狩猟DIY】小型鉄板の自作にチャレンジ! 〜 アウトドアでジビエをおいしく焼ける

本稿は『けもの道 2018秋号』(2018年9月刊)に掲載されたものを note 向けに編集したものです。掲載内容は刊行当時のものとなっております。あらかじめご了承ください。


ライター、アングラーで有名なヨコザワテッペイ氏が発案した「ヨコザワテッパン」が静かなブームです。

特にソロや少人数で活躍するキャンパーやバイクツーリストに受けています。手軽に鉄板焼きが楽しめるのと、鉄板であるが故の遠赤外線の発生により美味しく焼けます。

今回はこの「ヨコザワテッパン」をベースにしたオリジナル小型鉄板の自作とその活用をレポートします。

文・写真|大橋オサム

ヨコザワテッパンとは?

「ヨコザワテッパン」とは 210×150mm の小型鉄板です。切り出した鉄板に表面をクリーニングするためのヘラ、つかむためのヤットコ、それらを持ち運ぶための布袋のセットになります。価格はショップによって多少上下しますが、だいたい4,580円くらいとなっています。

ヨコザワテッパンはアウトドアで人気の小型鉄板だ

D.I.Y.精神をくすぐるシンプル性

今回のレポートはこの「ヨコザワテッパン」をベースにした、オリジナル小型鉄板の自作になります。

もちろんお金を出せば簡単に「ヨコザワテッパン」を買うことはできますが、この鉄板切出しのシンプルなアウトドアギアは、まさにDIY精神をくすぐります。

それに加えて筆者の場合のアウトドアはソロかダブルでの行動が多いので 210×150mm だと少し大きいかな? と思ったのが自作のモチベーションになります。

オリジナル小型鉄板のスペックを決める

自作と決まったわけですから、スペックを決めましょう。

実は「ヨコザワテッパン」を自作しているヒトはけっこう存在します。インターネット検索で「ヨコザワテッパン 自作」のキーワードを設定すると少なからず検索結果が表示されます。筆者と同じ思いのヒトが多いと言う証左でしょうか?

鉄板そのものは鉄工所から適当な寸法で切り出してもらえます。ただ、その寸法とそれを決めるための根拠は必要になるので、それを検討していきます。

自作するに当たってどのような鉄板にするかの仕様を決めます。大きさ( XXmm×YYmm )、厚さ( ZZmm )、材質などです。いくつか自作してみて判ったのですが、大きさや厚さは使い勝手に大きく影響します。

鉄板を自分自身で購入してきて切り出すのは普通のヒトにはちょっと大変だと思います(相当の設備を有しているかすぐに使えるヒトは別ですけど……)。なので、寸法材質を指定して切り出してくれる業者を探します。

ここから先は

2,298字 / 15画像
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?