手に職は安定・安心になるのか?

 手に職をつけておく(資格を持っておく)と安定した収入や生活を得られるというようなことを誰しも見聞きしたことはあるんじゃないだろうか。自分のような20代後半、ニートという立場の人間は特にそういうことが多い。

専門学校や大学に通い、資格を持って、働いてほしいという親からの望みは感じる。自分は不器用で、職種を選ぶ必要があるから何か一つ極めてほしいという気持ちがあるみたい。

だけどまず自分には資格を取ってやりたいような仕事がない。それに2~4年も同じとこに通い、講義を何時間も受けるのはとても苦痛で、退屈だと感じる。
大学に1年ちょっと通った経験はあるが、そう感じたし、それ以外の自由時間も遊び方がわからなかった。友達と家に集まって、騒ぐことが刺激的だったのも初めのうちだけで、疲れを感じることが多くなった。
生活全体的にどうしたらいいかわからなかった。

「別の分野や場所だったら、どうかわからない」と言われても、そこの違いでどうこうの問題ではない。自分の生き方じゃないと強く感じたからだ。

資格、技術を得るまですごくしんどそうな上に、取れてもそっからが本番なわけで・・・。使わなかったら、極端に言うと、くるまに乗らない人の運転免許書が身分証となるようなものだと思う。自分には降りられない電車に乗ってしまったような束縛を感じる。

なので自分としては多くの時間や労力、お金を使ってまでそういったとこに行くのは考えられない。

 自分の一歳下の弟の仕事の話も少し。
彼は高校卒業して、公務員専門学校に通い、公務員になった。4年くらい勤め、退職し、今は大学で学んでいる。
自分がやりたいことがはっきりしたみたいで、楽しそうに通っている。

高校卒業してすぐ大きな進路選択を迫られることを難しく感じる人も多いのではないかと感じる。少なくとも自分はそうだった。
弟の例も含めて、いろいろな選択しができていけばいいと思っています。


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