よくここにいたな

 夕方犬と散歩していた時、下校中の中学生を見かけ、「ああそういやー今日って平日か」と思った。そして改めて感じた。

この約1年ホントに特殊な環境の中で過ごしてきた

4月から父が早期退職したことで、週2で母がパートに出るだけになって、その母も秋にはパートを辞めた。3人で家に居ることが増え、曜日フリーの生活になった。

連日、数時間に及ぶ"息子の将来について語り合う会"が開催された時もあった。最初の方は一生懸命自分の考えを伝えようとしたが、抽象的にしか言えなかったり、理解されない、信じてくれないという状況が続き、疲れ果てたり、バカらしくなったりで、

途中からは両親の考えをそうですね、そうですねという感じで聞くだけになっていった。

父・母が無職になったことやこういう状況から何かせねばとか働かなきゃと思わないことはなかったが、自分の将来に根拠のない自信があったし、

祖父・母が裕福であったり、父がとても堅実な人なので、お金には当面困ることはないだろうという予測があった。

居心地の悪さや重苦しい雰囲気を家の中で感じてはいたものの意外と呑気に過ごしていたような気がする。

しかし喧嘩・話し合いのたびにとても体力・気力を使ったり、一向に理解は進んでいかないことからこのままではまずいという感覚も芽生え始めた。

部屋に閉じこもることも増え、1階で父や母が自分について何か話してないかと怯えたり、自分自身も何をしていいかわからない、したいことがない状態になり、不安や退屈を強く感じるようになっていった。

かと言ってどこに出ていったらいいかわからず(たいして探してもいなかったか(笑))、山奥の家で、父や母、妹から働け圧力を受けながらの生活は続いた(妹は露骨に自分を避けてくるし、不機嫌も丸出し)。

おそらく続く


コーヒー飲んだり、カレー食べたり、本買ったり心の栄養になることに使わせていただきますー!