『The Other Side of Love』坂本龍一 featuring Sister M
こんにちは!
ケミオです。
古い話ですいませんが、『The Other Side of Love』という曲があります。
私が中学生の頃、調べてみると正確には1997年の1月に発売された曲です。
演者は、「坂本龍一 featuring Sister M」。
当時謎だった「Sister M」は、坂本龍一の娘さんの坂本美雨だったことが、後になって明らかになりました。
私は見ていませんでしたが、「ストーカー」なんていうタイトルのテレビドラマの主題歌でもあった。
説明はさておき、時計を回して、今はいい時代になりました。
大騒ぎして書くことではありませんが、Youtubeで、いくらでも聞けるんですね。
しかも映像付きで(以下はキャプションが映っているだけですが)。
当時勉強をせず、英語もちんぷんかんぷんだった私は、歌詞はよくわからなかったとはいえ、メロディや歌声にすごく惹かれました。
レンタルして、カセットテープにダビングもしていたはずです。
もちろん、今聞いてもいい曲だと思うことに、変わりはありません。
でも今は中学生の頃と違い、英語もわかる。
改めて聞けば全然難しい英語ではなく、和訳意訳をすれば解釈はたくさんできそうな歌詞も、そのままがジーンと来る気がします。
私もある意味、子どもの頃に満たされなかった「Love」の問題を抱えているように思います。
そこから、「I keep searching for the other side of love」なんて。
すいません、「そのままがジーンと来る」なんて書きながら、私だけの解釈を加えました。
しかし、これはただのジジイの戯言になってしまうと思いますが、心に響く歌が、90年代はたくさんあったなぁと思います。
未だに、J-POPを彩ったミスチルやスピッツ他の当時の歌。
そして、隆盛を極めた小室ファミリーのTRFやglobeを、たまに聞くことがあります。
記憶が溢れている今これらを聞くと、アダルトチルドレンの克服に取組む前に比べて、当時をリアルに感じられます。
カセットテープなんて、その最たるものかもしれません。
あの手触り、穴のクルクル、伸びたテープの一方で、再生するウォークマンなど。
記憶から、全く抜けていました。
ダビングなんてのはもう死語で、今はコピーと言うかもしれません。
時代そのものは、それこそ世紀末を迎えている感じでした。
20世紀で、日本は沈没して終わってしまうのではないか?
そんな世の中の空気感を、私も肌で感じていました。
平成不況と銀行破綻やオウム真理教関連に始まり…云々。
時代と共に、機能不全家族により大いに沈んでいた私自身でした。
でも、こうしてなんとか生きています。
そして、「darkest shadows will someday come to light」を信じて。
今日もお疲れさまでした!
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