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もう、限界! 絶対に無理! からの20回 〜本当の限界ってどこにあるの?〜

運動キライ、めんどくさい。そんな私が何故か一念発起して、2年前の夏にパーソナルジムに通いました。教室を開講してちょうど10年、そしてキリの良い年齢ということで、身体改造計画をしてみたのです。

とにかく驚きの連続❗
スパルタ指導を受け、身体の疲労は半端じゃない。ジムの帰り道、筋肉痛が酷すぎて横断歩道を時間内に渡りきれないし、ヨチヨチ歩きのかわいこちゃんに抜かされるくらいでした(笑)。

それなのに、何故か頭がスッキリするのです。
それをトレーナーさんに聞いたら、あっさり答えてくれました。
「あ、それね。身体を鍛えてる時って脳内疲労が飛ぶんですよ。」
そういうことか❗あまりにも身体がキツくて、余計なことを考える余地がない→頭が空っぽになって、もともとあった脳内疲労が飛んでいく❗

常に考え事をしている私にとって、ジムでのトレーニングは最高に頭がスッキリする時間となりました。

それだけではありません。

ダンベルを使って、それはそれはキツい自重トレーニングをして「限界」になっていた私。フラフラになりながらダンベルを置いて、やっとの思いで水を飲もうとしたときにトレーナーさんが声高らかにおっしゃいました。
「はい、あと20回」
………もう絶句です。ご覧の通り、私は「限界」なんです!!
でもトレーナーさんは平気で言いますね。
「早く、あと20回」

できるわけない! 本気でそう思いました。全身フラフラになるまでトレーニングした後ですから。でも抗えません、トレーナーさんには。

そうしたら……

できました。20回を2セットも。
嬉しかった。限界を越えたんだって初めて感じたから。そして、これまで自分が「限界」だと思っていたラインは、本物の限界よりもうんと手前にあるという事が分かったから。

そこからはもう、キツければキツいほど楽しくてニヤニヤが止まりませんでした。こんなにフラフラなのに、更にあと20回はいける!ってことを知ってしまった私は、「もう限界」という言葉を封印しました。

これって、トレーニングジムに限った話じゃない。「本物の限界」は、自分が思う「もう限界」のはるか先にある。
次から次へと自分で自分に仕事を課して、勝手に限界だ〜なんて言っていた自分が恥ずかしい。二度と言わないからね。

これまで思っていた「限界のライン」を越えていく事で、自分の容量が増えていく。あの20回が私に教えてくれました。
これからは、生徒さんにだけでなく、自分にも熱くなろう。やったことない事にも挑戦しよう。

座右の銘は「あと20回」。

来年の自分が楽しみだ。

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