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上海ロックダウンの今・・・・

今回もロックダウン中の上海から情報をお届け。
もちろんロックダウン中ということでおもしろTOPIXは無いので微妙に変化している上海ロックダウン生活の今をお届けします( ´∀`)

その①外出可能な地域もちらほらと・・・
現在上海では感染者の有無や状況により全地区を3区分に分けている。その中でも感染者0が一定期間継続しているような地域では1世帯1人、2時間程度という外出許可が出されているそうだ。
ただし、外の世界でも普通のお店やデパートは当然営業はしていない。なので気分転換の散歩程度の外出となる。
しかしずっとマンション敷地内で生活している中ではかなりの気分転換になると思う。ちなみに筆者のマンションはまだこの区分には入っておらず相変わらず敷地内生活である。

その②様々なものが購入可能に!
購入できるのは相変わらずマンション内の共同購入がメインになるがケンタッキーやハンバーガー等のメニューも買える様になってきた。ただしメニューを自由に選べるわけではなく共同購入用の決まった1、2種類から選ぶパターンである。またオンラインのみ対応してくれる店舗も増えておりアイスやケーキ、パン等も購入でき、食料面の問題は少なからず改善されてきている。ただしこれも地域差が大きいのでまだまだ困っている様な地域もあるだろう。

その③5月連休はオンラインイベント盛りだくさんw
5月初旬には5日間の連休があった。もちろんマンション内が生活圏となるので特に外出せず過ごすことになるがもう慣れているので休暇期間も粛々と生活した・・・。
ロックダウン中の人たちが多いこともあり連休にはいろいろなオンラインイベントも開催されていた。パーティーイベント、JAZZイベント、有名アーティストのライブ等、様々なものがあり筆者もいくつかは参加した。
連休中ではないが先日はある上海にある博物館でエジプトのミイラ展覧会のオンラインイベントがあった。これは筆者も実際に行ったことがあるのでこのイベントも参加してみたが、各所の丁寧な説明もあり、また他の人がおらずしっかりと展示物も見ることができ、とても良いオンラインイベントであった。

その④感染者減少に向けたラストスパート?
ここ数日の抗原検査やPCR検査の頻度、また感染者がいた場合の対策等がより強化されている。筆者が住んでいるマンションでは夕方に自主検査式の抗原検査を夜10時までに提出すること、また翌日朝7時までに再度検査して提出、というめちゃ短スパンでの検査依頼がきていたw  また今週は1日おきでPCRもあるようで最後のラストスパートの様な検査週間である・・・。
更に強化されているのは感染者がいた場合の措置である。SNS上のある情報では1棟のマンションで1人でも感染者がいた場合にそのマンション全員の隔離施設行き、とか、同じ階や縦ライン(108・208・308とか)で同室の人はまとめて隔離施設行き、とかこちらもかなりパワーアップされた措置が発表されている。正直これがどこまで徹底的に実施されているのかもよく分かっていないが実際にこの様な措置が実施された、という経験者も出てきた・・・。
これも上海ロックダウン解除に向けた0コロナへのラストスパートなのだろう。

昨日、5月10日の感染者はようやく1259名とかなり減少してきた。
おそらく上海のロックダウン解除は6月前半くらいになるのではないか。今の感じでだと5月中は厳しそうな気が・・・。
既にオフライン商売では特に大きな経済的ダメージが発生しているので一刻も早くロックダウン解除となるよう祈っている。

ライター:Taro Nozawa
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