上海ロックダウン中に歯医者に行ってきた!
実はロックダウン中に、以前より他の治療で通っていた他の区の病院に行きたくて、救急車や住んでいる区や街道の住民委員会、日本領事館など色々問い合わせしていました。
しかし、帰ってきた答えは救急車と住民委員会が用意してくれる車は重病人じゃないと利用できないとのこと。
重病ではないしなぁ…と思い、領事館にも問い合わせてみたところ、教えていただいたハイヤーは徐汇区の自宅から、静安区の大寧地区まで往復1400元と言われ、そちらの治療は一旦おやすみすることに。
ロックダウン中も病院は開いているのに、交通手段がなく諦めていました。
急に眠れないほど歯が痛くなる
私が住むマンションは3月16日からロックダウンが始まっていて、すでにロックダウンが2ヶ月を超え、出勤しなくていいから在宅勤務最高だぜ!と思っていた矢先、最も恐れていたことが起こりました。
年始の健康診断では何も問題がなかったのに、歯に激痛が!
ということで、ロックダウン中でも診察している病院を検索!
Wechatで「上海本地宝」を検索して、メッセージの画面に「就医」と入力すると、あら不思議!「上海本地宝」からメッセージがババババーっとたくさん送られてきます。
こちらの「上海医院开诊情况查询入口」より診察している病院を検索します!(次の地図の画面が表示されるのが遅いので、VPNを切っておくことをおすすめします)
病院検索めっちゃ便利
先程のメッセージをポチッとすると、ロックダウン中でも診察している病院が検索できます。同様にPCR検査を行える場所も検索できます。
今回は病院を知りたいので、「医院开诊情况」より自分が住んでいる区を選択して、歯医者を探しました。
病院予約をとる
外出には住んでいるエリアから外出許可を出してもらうのですが、その前に病院の予約をとって外出する日付を確定します。病院に出入りするには48時間前のPCR陰性証明が必要なので、マンションでPCR検査があった日の翌日を選びました。
病院によって予約方法は異なると思いますが、私が利用した 「徐汇区牙病防治所」は外人でもWechatで予約可能でした。何科にかかったらいいか分からなかったので、マンションの管理の方に相談して手伝ってもらいました。
ちなみに、歯の神経を抜くことになるので「牙体牙髓科」という科を選びました。
予約自体はWechatで「徐汇区牙病防治所」を検索してフォローした後、「就医服务」「预约挂号」を押すと簡単にできました。
外出許可をとる
病院の予約ができたら、マンションの管理の方から外出許可を出してもらいます。外出で訪れる場所を伝え、外出許可の紙をもらいます。外でなにか聞かれたら、これを見せればいいと伝えられました。(結局何も言われなかったので、見せ場はなかったです)
いざ外出
さぁ!ロックダウン中の街へ出発です。
徐汇区内にある病院なので、シェアサイクルで行けました。
48時間以内のPCR陰性結果が出ていることを確認し、先程の外出証とパスポートとスマホを持って出かけます。
お店はだいたいドアに封鎖の紙が貼られ、閉まっています。
車やバイクはたまに見かけるぐらい。基本的に人は少ないです。
至るところに防護服を来た警察が。
病院についてから
病院の入口には「数字哨兵」と呼ばれる機械があり、「健康码」をかざすと、健康码・PCR検査と抗原検査の結果が同時に表示され、同時に検温が行われます。
病院についたら、予約した旨を伝え、パスポートを渡し診察カードを作ってもらって、受診料(挂号费)を払いました。
その後は、呼ばれたら普通に診察室に向かい、歯の治療をしてもらったら、次回診察の日付と時間をお医者さんと決めてから病院を出ます。この病院の場合次回は予約不要とのことでした。
人が少ないのですぐ呼ばれます。とてもきれいな病院でした。
マンションに戻ってきたら
住んでいるマンションに戻ってきたら、門衛さんにスッと抗原検査キットを手渡されました。
その場で抗原検査を行って、結果が出るまで15分待ちます。
陰性なら普通にマンションの敷地内に入れます。
陰性じゃなかった場合どうなるのか…それは私にもわかりません。
マンションの入口には「场所码」が設置されていました。外から来た人用のQRコードです。
6月からは徐々に開放されていくと思いますが、それでも病院に行く際は48時間のPCR陰性証明が必要です。
先程の「上海本地宝」にてPCR検査場の営業時間や場所も見れる仕組みになっていますので、今後ご活用下さい。
ライター:タカハシヒロミ
2000年より上海在住、趣味は空手とダイビング。海水魚のブログも運営。
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