中国　天気予報ならぬ「全国蚊予報マップ」発表！

7月に入り既に猛暑が続く上海。連日３０度超えは当たり前で湿度も高い為、体感としては更に暑く感じ本当に外に出るのが辛い季節となっている。そんな夏に現れる代表的な虫といえば「蚊」である。

まあ中国にも当たり前に蚊はいるのだが、日本と違うのは天気予報ならぬ、「全国蚊予報マップ」というものが発表されることである。筆者も今年初めて見たのだが、調べてみるとここ数年は毎年発表されている様である。蚊の出没量をマップ化するとはまさに広大な中国らしい。以下は2021年版である。

下段、一番右から
人蚊大战（人と蚊の戦争）※めちゃ蚊がいるよ！
蚊风而逃（蚊から逃げて）※結構蚊がいるよ！
略有耳蚊（わずかに蚊の音が聞こえる）※少しいるよ！
默默无蚊（全然蚊はいない）

と書かれている。
基本的に雨が多かったり、気温、湿度の高い地域が赤くマッピングされている。筆者の住む上海ではオレンジなので中国の中では蚊の多い地域と言えるだろう。
内モンゴルやウイグル自治区は乾燥している為、やはり蚊の生息には適しておらず多くない様である。
驚くことにこのマップはしっかりと更新されているのだ。
大雨が降ったりすればその地域では蚊が発生しやすくなる為、天気予報とともに情報が更新されている。
日本の花粉マップみたいなものだが、これを見て
「あ、あの地域は今蚊が多いのか、行くのやめよっ」という人いないだろう。
しかしここ数年は発表されていることから結構気にしている人もいるのだろうか・・・。判明次第追ってご報告するw

ライター：Taro Nozawa
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