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香港ではCBD製品が一律禁止に 中国では?

世界各国でCBD製品の流通が拡大している。
そんな中で2023年2月1日に香港でCBDを使用した製品の禁止が発表された。

CBDとは・・・
CBDとは、カンナビジオール(Cannabidiol)の略称で、大麻植物から抽出される化合物の一種です。THC (Δ9-テトラヒドロカンナビノール) と同じく大麻植物から抽出されますが、CBDにはTHCのような強い精神作用はありません。CBDは、神経系や免疫系などの様々な生理的プロセスに影響を与えることが知られています。例えば、痛みの緩和や不安の軽減、抗炎症作用、抗けいれん作用、抗酸化作用などが報告されています。近年、CBDを含む製品が健康食品やサプリメントとして市販されるようになり、注目を集めています。ただし、CBDにはまだ多くの研究が必要であり、その効果や安全性については完全に解明されていません。また、大麻はまだ多くの法律で規制されており、CBDを含む製品の法的な扱いも国によって異なります。

香港ではCBD製品が流行していたらしく、CBDを含む様々な製品を購入することができる環境であった。禁止の理由はCBDからTHCを完全に取り除くことは難しい、と言う見解からということであった。

ちなみに中国大陸ではどうなのか。香港で禁止ということは・・・と思いきやそこは異なっており、各種ECプラットフォームにて購入可能である。
以下の様に色々なCBDオイルが販売されている。
ただ製品バリエーションはまだ多くなく、主に販売されているのはCBDオイルがメインである。販売量もまだまだ多くなく、これからというところであろう。


淘宝

法律的にはTHCの基準値(0.3%以下)を下回るCBD製品は違法にはならないということで、販売されているものは大体「THC-FREE」、「THC0」という様な表記がされている。

CBDの解説をする様な動画も小红书,微博等のプラットフォームで見る事ができる

小红书

筆者も睡眠前に使用してみたが、起床後の体の軽さ、というか眠気の芯が取れるというか実感があるので使用を継続している。
中国大陸での市場が拡大していくことは世界的なデータから見ても予想はできるだろうが香港の様な禁止判断が下される場合もあることからまだまだ読めない部分も多い市場である。


ライター:Taro Nozawa
お問い合わせ:nozawa@kembo-net.com
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