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中国向けLPへのアクセスの集め方

自社のホームページを中国語化したは良いがアクセスが来ない。簡体字でランディングページを作ったが思うような結果が出ないという悩みを抱えている企業は多いと思います。ホームページを作っただけではアクセスは伸びず、SEO(検索エンジン対策)や各種広告などを使ってアクセスを集め、固定ファンを獲得していく必要があります。中国向けランディングページへのアクセスの集め方についてお話したいと思います。

中国国内のサーバでサイト公開の承認(ICP)を取ったサイトにしか広告を打てない、外部サイトへのリンクは許可されない、などといった中国ならではの制限やポイントがあるので、ご紹介して行ければと思います。

まず最初に思いつくのはリスティング広告やバナー広告です。リスティング広告は検索エンジンから検索されたキーワードに連動して掲載される広告で、バナー広告はWEBサイトやアプリの広告枠にバナーやテキストを掲載する広告とお考えください。

リスティング広告は中国で最大手の検索エンジンである百度(バイドゥ)が有力候補となります。百度はバナー広告も提供しているので、百度だけでリスティング広告とバナー広告の両方に対応できることになります。

注意点としては中国国内のサーバでICP申請済みのサイトで無ければ広告が打てないという点です(中国国外の百度代理商は別)。その他にも状況にもよりますが、1サイトに対して2社からの出稿が禁止されることもあります。例えば自社で以前DSP広告を運用していて、広告代理店に切り替えるのが難しかったりします。

中国でGoogleが使えない(接続できない)のは有名ですが、Googleが提供しているGoogle広告(バナー広告)は中国本土向けにも問題なく使えます。ですので、リスティング広告は百度、バナー広告は百度かGoogleが有力な選択肢となります。Googleの場合、サーバやICP取得などの制限はありません。

その他の方法ですが、中国でよく使われているアプリ内にランディングページを設置する方法もあります。WeChat、今日头条(ニュースアプリ)などターゲット属性により選択出来るプラットフォームがあります。そのアプリ内で前述のバナー広告やリスティング広告と同様に広告を出稿してアクセスを集めます。
注意点としては、ランディングページが外部のサーバで公開しているものでも良いか、外部へのリンクが許可されているか、認められている場合でもリンク先によってはNGなどもあります。
アプリ内にランディングページを設置するメリットとしては、アプリ自体でターゲット属性が絞られている点や、アプリ内で遷移するため離脱が少ないなどが挙げられます。広告費はGoogle広告に比べて割高となりますが、正確にターゲットに届く率が高く、コンバージョン率も高めになるということです。

他には、例えば36kr(テック系メディア)などのメディアと組んでメディアからの記事として情報を配信するなどがあります。取材や情報提供を行い、メディアに記事を書いてもらうので予算は必要となりますが、信頼出来るメディアからの情報としてターゲットに響きやすく信頼性が高まるといった効果が見込めます。

今回は中国向けランディングページへのアクセスの集め方をご紹介しましたが、方法や制限事項は実際は細かくありますので、ご興味がある方はお問い合わせください。

ライター:佐々木 真弥
お問い合わせ:info@kembo-net.com

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