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9/4-9/10日経新聞レビュー

この1週間で気になった日経新聞の記事を5つほど取り上げてみたいと思います。
 
「量子活用の新サービス促す 政府、初期投資など支援」(9/4 朝刊総合3面)
量子技術を活用したサービス開発に向けて、資金面や税制面で優遇措置を取っていくという記事です。その実効性はともかく、このような将来の競争力に向けたテーマについて国が全面的にバックアップすることは大事だと思います。民間だけだと限界があります。
 
「コロナ「息切れ倒産」相次ぐ」(9/5 朝刊総合・政治面)
非常に気になる記事です。想定以上のコロナ禍の長期化に加え、原材料高騰等により、今後苦境に陥る企業が更に増加することが懸念されます。早期の経済再開やインバウンドに向けた環境作りが望まれます。
 
「アマゾンが処方薬ネット販売、来年にも 中小薬局と連携」(9/6 朝刊1面)
興味深い記事でした。今回はアマゾンがプラットフォーマーとなり、中小薬局がアマゾンというプラットフォーム上で薬局対応をしていくということですが、将来的にはアマゾン自身が調剤薬局となることはないのでしょうか。もしそうなれば、現状の調剤薬局企業にとっては大きな脅威となりそうです。
 
「労働移動、先進国の半分 日本の転職者、2年で17%減」(9/7 朝刊経済・政策面)
このコロナ禍の2年間はだいぶ転職に対して様子見だった人も多いのではないかと思いますので、この減少は一過性なもののように思います。ただ、グローバルで見た時には人材流動性が乏しいことも事実であり、産業構造の変化に合わせた適度な人材流動も必要ではないでしょうか。
 
「エリザベス英女王死去 96歳、在位最長の70年」(9/10 朝刊1面)
ご逝去される3日前位まで新首相の任命をされていましたので、大変な驚きでした。私が尊敬するチャーチル氏が首相の時に女王になられ、イギリスにとっては色々と難しかった70年間を在位されながら、イギリス国民の象徴として君臨されていたと思います。ご冥福をお祈りいたします。

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