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9/18-9/24日経新聞レビュー

この1週間で気になった日経新聞の記事を5つほど取り上げてみたいと思います。
 
「働く高齢者、最多909万人」(9/19 朝刊総合・政治面)
この記事によると65~70歳の就業率が50%を超えたとあります。生産年齢人口は15~64歳と定義されていますが、生産年齢人口の定義自体を見直す段階にあるのでは、という気もします。
一方で、やはり若い人のエネルギーも活用しないと未来への継続性がない為、ベテランの経験・知恵と若手のエネルギーのバランスを取ることも今後の課題となりそうです。
 
「Web3熱狂と不信1 野村証券は悩んでいる」(9/20 朝刊総合・政治面)
この記事はだいぶ興味深く読みました。仮想通貨で資金調達できるような時代が来ると、株式で資金を調達する株式会社制度のあり方も今後変化(進化)するのでかなと予感させる記事です。
 
「ダイキン、中国部品使わずエアコン 供給途絶に備え」(9/21 朝刊1面)
中国が「世界の工場」としての位置づけから相対的に後退していること、また地政学的なリスクも高まっていることから、こうした動きは今後も増えてくるのかなと感じる記事でした。
 
「統治・承継から「家訓」策定までオーナー企業支援」(9/22 朝刊金融経済面)
これも興味深い記事でした。当社も事業承継支援をさせて頂いており、また今後更に強化させて頂きたいと考えております。非常に裾野が広い課題なだけに、多くの機関、プレーヤーが取り組むべきテーマだと思います。
 
「政府・日銀、24年ぶり円買い介入」(9/23 朝刊1面)
やはり今週最も驚いた記事はこの記事だったのではないでしょうか。急激な円安により個人・法人ともに負担が増大している中、政権としても強硬策に出ざるえなかったのでしょう。しかし、金利差等、構造的な問題がある中で、どこまで有効なのかは目が離せません。

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