8/27 遺伝子伸ばそう 細胞の進化
トップ画はAIに作ってもらった。"many creepy genes are growing up with music"という指示である。けっこうセンスがいい。
今年の6月に遺伝子解析サービスGenelifeの「Genesis 2.0」を受けてみた。唾液からわかる遺伝子傾向/特徴を、疾患リスクや体質の87項目で出してくれるやつ。門外漢極まりないので、比較的信憑性に足る占いくらいの気持ちで受けてみた。だいたい1万5〜6千円くらいだった気がする。キャンペーンで2000円くらい安くなったかも。
大学の教育学の先生が全国でも双生児研究の大家みたいなひとで、「遺伝というのは非常におそろしい、あらゆるものは遺伝で決まってしまう。だから人間の努力には限界がある。」みたいなことを言っていたのを覚えている。なるほど。これは自分の瑕疵を他責にできるぞと思った。遺伝環境論争について私は何も知らないのでどうこういうつもりはない。しかしいろいろあって25年ぶりに生みの母親に会った時、全体にまとった過敏さが、とくによい意味でもなく父親よりも確実に私は母親のほうに似ているのだと感じたこともまた事実である。
購入して数日でキットが届くので唾液を採取して送る。けっこうな量の唾液が必要なのでがんばる。あとはポストに投函するだけでよい。ただ6月の蒸し暑い時期の夕方に投函してしまったため、翌日の収集時間まで30度で半日以上放置された私の唾液は多少腐敗が進んでしまったかもしれない。
7月もバタバタしている間に2週間ちょっとくらいで結果が来た。
疾患カテゴリ、体質カテゴリと2つあってそれぞれこんな感じ。一度詳細を見ると一番最初の画面に戻ってしまうことが難点。
疾患カテゴリ
各項目の「詳細を見る」をクリックすると、私の遺伝子が全体で見たときにどの程度かかりやすいかを表示してくれる。たとえば私は胃がんの傾向が全体として高い。胃がん項目の「詳細を見る」をクリックする。
すると、全体で見たときにどれくらい高いリスクがあるかを示してくれる。
体質カテゴリ。
性別ごとのデータも出る。胸の大きさ「小さい傾向」そうなのか…!
あとは疾患のみリスク順に出してくれる。標準を抜いた以下の表が私の結果である。
体感で納得のいく結果
・胃がんになりやすい→あらゆる部位の胃がんリスクが高いと出た。これは私が22歳で受けた健康診断でも胃がんリスクは中程度と出ていたこともあって納得する。小さいころからストレスや食べ物が原因ですぐに胃痛を起こす人間だった。とくに肉や脂の消化が難しい。そうとう体調がよくない限りステーキとかピザなんて食べられない。
・スギ花粉→3歳から。
・脊柱側湾症→これも小さい時からずっとそう。遺伝なんだ。
意外だったこと
・体型がバナナ型。下半身デブなので洋梨タイプだと思っていた。
あとはどのような病気かもよくわからない。まあ数値が低かったのでならない病気ばかりでもないだろうし。
健康でありたい。体調が悪いことに耐えられない。長生きなんて全然しなくていいから不健康な時間がただ不快だから減らしたい。若く見られなくていいから、どうせ生きるなら最低限年相応の見た目でいたい。私は間食は多いものの、肉や揚げ物をたくさん食べると体調が悪くなるので、必然的にそこそこ気を遣った食生活になる。そのおかげで少しデブだがものすごくデブではない。けっこう太れる人は胃腸がしっかり強くないといけないのだ。
問題は運動が全然できていないこと。楽しくないのだ。昔から歩く、泳ぐ、自転車に乗る以外の運動の類がとことんできない。運動が勉強の代わりに幅をきかせる世界だったら、とっくに死んでいた。水泳も昔ジムに通って泳いでいたが、高齢者がプールで脱糞する事件があり、それを期にやめてしまった。親族が経営するパーソナルジムにも格安で通わせてもらっていたが、最初のウォームアップの縄跳びが1分できずに怒られ、全然続かなかった。保育園のダンスは一人だけ虫みたいな動きだったし、小学校で二重跳びができなかったのはクラスで私だけだった気がする。中高の体育祭は可能な種目は綱引きとか連帯責任で逃げた。球技大会はたぶん記憶がないから休んだ。体を動かす気持ちよさなんて一生わからない。負けたくないなんていう闘争心もない。私はあまり勉強が嫌いじゃなかったけど、勉強が嫌いな人はたぶん同じ気持ちなんだろうな。勉強中も勉強後もなんらか楽しくないと続かないよ。お互い分かり合えないようで分かり合えているのかもしれない👈気づき!
習い事の先生から「今年は台風など災害が多いですね・・・天変地異の、前触れでしょうか。来月もよろしくおねがいします」という連絡が来た。みんないろんなことを考えて生きている。
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