見出し画像

はちみつ体験🍯

養蜂家ではありませんが、昨年から自家製はちみつを採取しています。

秋に採れたはちみつは、すごく濃厚で、自然界のパワーが凝縮されている🌟と思いました。

ほったらかしで良い、と聞くと簡単そうですが、はちみつを採るのは実はとっても苦労します。

日本蜜蜂のはちみつ、ってお値段が高いでしょ。
本当に希少です。
そして価値のあるものです。

今回、桜の満開から10日ほど経って、分蜂が始まろうとしています。

初めてですし、わからないながら、これがなかなかいちばん大変で、面白いなと思いました。

蜜蜂のドラマチックな、生き様と、桂奈が奮闘するところをお届けします。

虫がお嫌いな方は、薄目でご覧くださいね。笑

引っ越す予定
みつばちたちが集まっている状態


春になって、桜が咲き始めると蜂の巣箱では、たくさんの蜜蜂が生まれます。

増えすぎた蜂達は、グループを作って、新しい巣箱へと引っ越しを始めます。
このシーズンだけに見られることで、数回繰り返すようです。

既存の巣箱
上には門番さんがいますね

最初の巣箱が手狭になってくると、明らかにみつばち達は、飛び方が違ってきます。

今まで、飛行機が離着陸するように、一直線に飛び立っていたのですが、ふわっ、くるっと、なんだか定まらない飛び方であたりをウロウロしています。

私は留守にしていたので見られなかったのですが、移動予定のグループがすでに一度、電線にかたまりでくっついていたようです。

巣箱を用意していなかったので、そのグループは、どこかへと飛んでいってしまいました。

これは残念なことです。

急きょ新しい巣箱を作りました。
本当なら1ヶ月くらい前から用意するほうが良かったようです。

巣作りをするための内部
防水のためと
黒色を好む蜂のために
バーナーで焼いています
入り口の隙間
大きすぎず小さすぎず


夏の暑さに耐えるため、日陰におこうと思いますが、なかなか場所が定りません。

元の場所からは100メートルほど離した方がよさそうです。

キンリョウヘン
蜜蜂が
蜜蜂が大好きな蘭の花


あらかじめ調べて、ここまでは完璧、なはずでした。

分蜂は、いつになるのでしょう。
予想もついていなかったある日、仕事から帰ると
すでに移動が始まっていました。

おそらく候補地の一つに上がっていました


ブンブンと、大騒ぎの中、ひと塊りのみつばちたちは、新居をどこにするか、検討します。

落ち着きがなく、かと言って側によっても刺してくるような感じではありません。
ただ黒い服だとまとわりついて、払ってしまうと落ちたり、踏んづけそうです。

なかなか落ち着かないまま、逃げられるのを心配して、いったん強制収容しました。

新しい巣箱に、ていねいに?ビニールで囲って入れたのですが、やはり落ち着かないようでした。

このグループには女王蜂と雄蜂がいて、新しいコミュニティができるのだそうです。

入り口付近を出たり入ったりしているようだったので、いったん、お引越しはできたとおもわれたのですが、、、。

次の朝、飛んでいる蜂を確認し、仕事へ。

帰ってきて見たら、あっけなくも空っぽになっていました。

気に入らなかったようなのです。

浮かれていた半面、気を落としましたが、この際、蜜蜂達のことをもっと知りたいと思いました。

日本蜜蜂🇯🇵は女王蜂と働き蜂、雄蜂と、それぞれ役割を持って、暮らしています。

今回、引っ越しグループにも当然、女王蜂はいたみたいです。
雄蜂は黒っぽいのですぐわかりました。

働き蜂は、羽化後の日数によって働き方が違うらしく、初めはお掃除担当、幼虫のお世話、門番、蜜集め、と全部で何万匹もいるそうです。

雄蜂は分蜂の時期だけ、女王蜂によって産み分けられ、交尾の役割を終えると、そのあとは働くことはなく、蜜を食べてしまわないようにていよく追い出されます。

ちょっとだけ、使い捨てかい、と思いましたが、
使えるものは使う、働き蜂とて、飛び回るだけ飛び回って数ヶ月で死にます。それが蜜蜂のエネルギーサイクルなんだと思いました。

自然界はエコそのものです。

人間は感情がある生きもので、それを言葉にもしますし、そこにもエネルギーがあるので、それだけ複雑な気がします。

蜜蜂達は、役割を持って生きていますが、ブーブー言わないところが潔いですね。

そして、分蜂するときには、蜜蜂達が情報を交換していることがよくわかります。

まず一匹の蜜蜂が、匂いや花の場所、居心地良さそうなところを偵察に来ます。

ここでキンリョウヘンがあると、花が咲いた途端に蜜蜂が吸い寄せられるように飛んできます。

そして、無限ループのような飛び方をして、その情報を持ち帰るのです。

蜜蜂達は飛び方で、距離と方角を表現するということです。
3キロほどの距離と15度くらいの角度の情報を交換できるそうです。

すごい。

冬を越すためのカバー
昨年の巣蜜
プロポリスなど栄養豊富
天然の蜜蝋
プレゼント用にラッピングしました
蜜蝋ラップもおまけに作りました
いつかわからないけどね🤣
たくさん採れたら
あげられるのにね
大切に食べています
ねえ、50メートル西側に、新しいお家があるよ!
なになに。
玄関も素敵よ!
待つしかないね、来る来ない
来る
ヨーグルトと一緒に食べます


さっき、新しい巣箱の周りを偵察隊が飛んでいました。

コーヒ片手に、覗きに行って🫣、期待してるんだけど、そっとしておいてほしいだろうな、でも逃しちゃうと嫌だな、なんて心は揺れています。



養蜂家ではないけど、養蜂体験ができるのも家族のおかげです。

感謝🙏❤️


自然界に感謝❤️


まだ見ぬ家族に愛を❤️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?