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あひろ
2022年4月13日 19:00
初めて小説を書いたのは小学五年生のときだった。 クラスに作曲ができる生徒がいて、凄いな、と憧れ、僕にも何か作れないかな、と思って書いてみたのが小説であった。 タイトルは『最後の八分』、原稿用紙で二十枚くらいだったかと思う。「太陽の光、ってのはね、『八分』も掛かって地球に届くのだよ」 というようなことを授業で聞いて、それをヒントにSFふうの話を書いた。 ノートに書き付けたそれ、