依存症

昨今いろんな形のSNSが増えてきているが、使い方を間違えている人が多い気がする。

特に音声系SNSに関して言うと、まだまだ色々と整備されていないところもあったりして無法状態なところもある。

そんな中、老舗的な音声SNSでもあるCLUBHOUSE。

スタート当初に比べて、かなり下火になっているのは事実だが、まだ熱心に利用している人もいる。
ただ、全てとは言わないが、底を自分の居場所と感じて間違った感覚で利用している人間がいる。

私自身も、SNSはもうかれこれ数十年利用しているが、まぁ多かれ少なかれそういう人間は必ず出てくる。
特に、ここ数年よく言われる現代病の一つの精神疾患や、ハラスメント。
また、被害妄想の強い人など、一昔前の社会的に考えると、「異常者」とも言えるような人間が増えている。

特に、この音声SNSは、直接相手と会話できるという面から、友達というふうに勘違いしやすいのもあるが、あくまでもSNS。

TwitterやFacebookと何ら変わらない。

一つ違うのは、閉鎖的なものであるということ。

なぜ閉鎖的なのかを考えればわかるし、特にCLUBHOUSEは規約でも言っている。(ただ以前よりは規制がゆるくなっているのはある)

ルーム内での会話や内容を口外する場合は、そこにいる(いた)人間すべての了承を取らなければならない。

ただ、実際はそれが守られてない。

そこであった内容を軽々しく他人に喋ったり、LINEグループなどで勝手に共有したり、他のSNSで勝手な自分的な考えを交えて本来の意図とかけ離れた状態で口外する人間がいる。

要は、承認欲求の強い人間。

もっと簡単に言うと、リアルの社会で自分のことを本気で叱咤激励をしてくれるような友達がいない人間なのだろう。

誰かに認めてもらえれば何してもいいのか?

もし、そのことがきっかけになり、第3者の人生を変えてしまう可能性がないとは言い切れない。

承認欲求を含め、妄想やハラスメントなど精神的な障害を持っている人は、人生設計を考え直さないと変わらない。

ただ、考え直したところで治ることはない。

なぜなら、精神疾患は、世界中で生きている人間全員が持っているもので、それを発症させるも発症させないも、全て自分自身の精神コントロールや、生活環境でしかない。

病院に行っても治らない。
じゃあ、なぜそういった病院があるのかというと、その人の考えや思いなど心のケアをし、落ち着かせて症状を緩和させているだけ。
もちろん処方される薬なども同じような効果の薬で、風邪薬など直接その病を治すものではない。

結果的に、その人本人が自分自身をしっかり理解し、第3者から見た自分を理解し、社会的に一人の人間として正しい言動をしているのかを自分自身で理解し、心をオープンにしない限り変わらない。

それができていない大人が結果的にいじめをするような子供を育ててしまう。

幼少期にしっかりとした親の愛情をもらっていない人、青春時代などに中途半端にお山の大将でしかなかった人などは、自分ひとりでは何もできなかったり、勝手な解釈で周りに認めてもらいたくて一人かってに突っ走る。

それで認めてもらっても、本当にその人自身は認めてもらえているわけではない。
「利用価値」という面でしか認められない。

結果、必要なくなったり、失敗をした時点で切り捨てられる。

その人間自身を必要として認めたり、友達として認めてもらっている人は、必然的に友達も多いし、どんな環境でも自分から動かなくても必要とされる。

そういう人間に嫉妬したり、自分のことだけしか考えず突っ走っている人間は、絶対に成長しないし、最後は孤立し、誰にも信用どころか認めてももらえなくなる。

なぜSNSの意味が理解できないのかが、本当に疑問である。

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