ジャーナリングの重要さ - 起業日記
早いもので、起業日記も1週間が経ちました。ここではジャーナリングの効果についてお話をしたいと思います。
きっかけ
最近、文章書いてないなと思ってたんです。私は社会人1年目の時にSNSで金融知識を発信していてフォロワーが集まってきたのですが、誰が一番得したって、自分自身なんですよね。
アウトプットの機会があることの大切さ。
曖昧な理解を潰すことができる。
似たような思想の持ち主が、自分の周りに集まる。
発信ってのは良いことしかありません。
この起業という人生の一つ転換期になるタイミングは絶好のチャンスです。なぜならば、人生を通じても体験しない人もいるような、相対的に希少な体験だからです。
ジャーナリング
もう1つ、メリットがありました。私はこれまで、自身で個人事業をしたり、会社の中で新規事業の提案をしたりと、色々と考えを発信をしてきました。
ただし、機会はありましたが、マーケットカットな目線での提案ですので、「顧客に合わせる」という思想がついて回るんですね。
そう考えると、自分が本当に理想と思っていることも、時には隠すことになります。なぜならば、話がいつまでの進まないとただの時間の無駄になってしまいますので。
こんなことをしているうちに、ふと気づいたんです。「あれ。社会人1年目の時に構想していた人生計画のうち、なんだか社会の固定観念の影響を受けている割合が増えてきているな」というものです。固定資産で言うと、例えば、「起業をするならば上場を目指すべき」だとか、「ハードウェアビジネスは結局安定収益を生み出す」というものです。
例えば、web 3.0の世界観だと、サービスをローンチして、上場することではなく、完全な自立分散型のシステムを確立して組織解散することがゴールと言われています。
また、近年では、ソフトウェアビジネスが主流になってきていて、軽めの資産保有で収益性が高い事業が生まれてきています。 起業に挑戦しやすい風土とは正にこれに影響を受けており、この状況下で、昔ながらのハードウェアビジネスに取り組むことは、リスクリターンがあっているとは思えません。
こういった社会1年目の時には余り持っていなかった考えが頭に染み付いているあたり、新しい価値観をアップデートすることが減っているなあと実感したんです。
そして、その自分を客観視する機会が、ジャーナリングなのです。
人は、すぐに忘れます。何をしていたのか、何がしたかったのか。なので、日々自分がどういった状態にあるかを観察するという意味で、こういった文章化が大事なようです。アウトプット大全を書いた精神科医の樺沢先生が良く言っていますね。
記事作成のポイント
加えて、毎日行うこの日記に関して、私は自身に対してハードルを上げすぎないことも意識しています。
もっと客観的なデータを調べたり記事を引用したりすれば説得性が上がりますが、過去に自分が何度も見たデータで正確性が高いものであれば、一旦データ引用はしないスタンスです。こうすると、調査時間が大幅に削減できるので、電車の15分程度で記事が完成します。素晴らしいです。
というわけで、ジャーナリングの意味も含めて、今後も毎日発信していきます。また明日。
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