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第3章 買収する事業に関する情報を取得する

さて、第2章では、譲渡案件を見て、事業運営を想像してみるということをしてみました。現実的な部分がイメージできなければアクションにつながりませんので、具体性が大事というお話をさせていただきました。

ここでの進め方はシンプルです。M&Aプラットフォームを通じて、実際に譲渡したいと考えている企業とコンタクトを取っていきましょう。


【序盤】実名開示依頼と面談設定

事業買収にあたって、まず簡単な情報開示を行なって、情報を聞き出していく必要がありますね。向こうとしても、事業を譲渡したい色々な理由がありますので、その辺りを把握した上で、まずは実名開示依頼をして、可能であれば面談設定を行いましょう。色々聞き出す以前に、まずは面談で挨拶。向こうとしても、全く知らない人に対してこれまでやってきた事業を譲渡することになるのですから、ある程度心理的ハードルはあります。

【最も重要なポイント】何を聞き出す必要のかの準備

改めて引用となりますが、こちらも中田敦彦さんの動画がわかりやすいので引用します。

情報を聞き出すこと (=デューデリジェンス)については、「何の情報を知りたいのか」を買収する側である我々が認識しておくことが重要です。なぜならば、売り手は事業売買の専門家ではない場合が多いですし、好き好んで、全ての情報を開示するということは基本的にはないからです。

譲渡側にも事業を運営しなければならない分時間が潤沢にあるわけではありませんし、情報を整理して開示するにもある程度の時間を要することは想像できると思います。

つまり、ここで「事前にリストとしてまとめておくか」が大切になります。参考ですが、このようにtodoリストに書き出し、情報を精査していくことが重要と考えています。(参考表)

さて、以降は、フィクションで事業買収にかかる事業計画の作成を進めていきたいと思います。

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