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124.アパレル業界から学ぶ〜先見性を持つこと〜

こんばんは。

長かった夏も完全に終わりを迎え、秋が過ぎ冬となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

特に今の時期は寒暖差に注意が必要ですね。昼間と夜の気温が全然違います。

そんな寒空の中でも半袖半ズボンで走り回っている子供達のアグレッシブさには脱帽です。私たち大人も負けずとハードワークしてますよね。

play hard work hard でいきましょう。

トレンドとは

私ごとですが社会人始めたての頃は繊維商社に勤めており、
7:3くらいの割合でレディース:メンズのアパレル製品の国内海外問わずOEM、ODM事業に約4年間携わっていました。

元々学生時代からAdidasやSHIPSといったスポーツアパレルやカジュアル、ドレス系のセレクトショプで約2年間働きながら洋服の知識は仕事を通じて勉強していたものの、
繊維商社が提案する製品や素材は1年以上先の市場に展開されるアパレル製品のためトレンドはいやでも理解しておく必要があります。

トレンドと言っても、色や素材やシルエットやジャンル様々だと思います。

素材

ここ数年は素材のトレンドで言うとSDGsに沿ったサスティナブルな製品が主となっていることはご存知だと思います。

とあるアパレルメーカーでは、綿は全てオーガニックでなければならないなどのこだわりで差別化する会社もあるほどです。ものづくり側としては、腕の見せ所ですね。

商社側としてもこのようなトレンドの移り変わりを先見性を持って判断し、他社よりも先に手を打っていくことが大事だと教わりました。

次に色のトレンド
みなさんご存知でしょうか、なぜ色のトレンドが毎年変わっているのか。
いや変えているのか。

結論から言うと、インターカラーという機関が500色ほどある色の中から市場や情勢に合わせて2年前に決めていきます。
目的はファッション・繊維産業の活性化のためと言われているそうです。
なのでトレンドカラーとはいえ、必ずしも流行るわけではありません。
などなど産業やビジネスの観点からトレンドというものを誰かが決めているということを頭に入れておくと見方も変わって面白いかもしれません。

シルエット

次にシルエットのトレンド
ここ5年以上はビックシルエットと呼ばれて少し抜け感を出すために大きめのサイズを着こなすスタイルが流行りではあったものの、
徐々にジャストフィットのシルエットに戻ってきていると言われております。
ちなみに10年前はピタピタのシルエットが流行っていた記憶がありますね。

情報をどう入手するか

時代の流れには逆らえないので、このような情報を正しいところから入手していくことが必要だと感じています。
本や実績がある方などの誰が述べているかがわかるような情報からとることが大事。
SNSなどは正しくない情報も平気で流れているため見極めが必要となりますね。

正しい情報を入手し、情報に惑わされることはなく、
うまくトレンドの波に乗ることがアパレル業界は大切だと経験から学びました。

上記はアパレル業界の一例を記載させていただきましたが、
これは業界問わず共通しているように思います。

私も情報をどこからとるのかに注意しながら、
先見性を持ってトレンドを察知し自身の事業やライフスタイルに活かしていこうと思います。

以上です。

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