アート表現 - 知ってほしいこと
これがアート表現だという線引きがあるわけではありません。
感じたことを感じたままに作品にすることがアートです。
そう言うと
「じゃあ何でもいいじゃない」
と思うでしょう。
それで良いのです。
ただ単に、その言葉だけでは「やってみたいな」と考えている人をやる気にさせる甘い言葉で、魚を寄せ集めるコマセのようなものです。
アーティスト活動を始めるとまるで違う世界が待っています。
趣味の会などで集まった人たちの絵画展などを観ると、残念なものが少なくありません。
何が残念かというと、圧倒的に悪いのがデッサンです。
色を付ける前に「デッサンがあるでしょう」という作品が7~8割を占める場合もあります。それだけデッサンに注力すると、よくなるものが多くあるということです。
大きな美術館で何十年も続けて開催されている「〇〇〇会」などは審査を経て展示されることが多いので会によっては、残念だなと思われる作品はグッと減って1から2割くらいになります。
会の格式を保つためです。
審査が厳しい会になるとグッと少なくなり、ほとんど無いという優秀な会もあります。
では「残念な」作品ってどのようなものでしょうか?
みなさんも少し考えてみてください。
次回は、「残念な」作品にならないための3つのポイントについて話してみます。
お楽しみに。
林 敬三
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