絵を見る力 - 上手な絵とは…
上手な絵について書きましょう。
多くの人は写真のように細かくリアルに描かれた絵が「上手な絵」だという判断を脳が決めつける傾向にあります。
確かに超写実絵画に魅せられるのは当然と言っていいでしょう。
私も写実絵画は大好きです。
写実にも上手い下手の差は大きいですが、上手な人の作品には感動させられます。
お金とスペースがあれば2~3点は我が家に飾って鑑賞したいと思い続けて
50年になりました。
私も彫紙アートを始めて3年間くらいは、リアルな植物ばかり制作していました。
では他にどんな絵が上手いと言うのか。
上手いというのは、「美しいこと」だけを言うのではありません。
一言で言うならば、「絵に力があること」です。
そんな抽象的な表現では伝わりにくいでしょうが、上手い条件を羅列することは、作品によりさまざまですので割愛します。
ではまた次回。
林 敬三
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