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[無料]クライミングの始めかた4『外岩編』

インドアクライミングをやってみて登るのが楽しいと感じたら、外の岩場でも登ってみたくなります。今回は、外の岩場で登るにはどうしたらいいか?気をつけることは?などを解説します。

なお、私は外の岩場では主にリードクライミングをしていてボルダリングは10年くらい前にちょっとやった程度なので、概ねリードクライミングの話になります。

外岩ってなに?

『外岩』とは外にある岩場のことです。昔はインドアのクライミングジムなんて無かったのでクライミングといえば外岩だったそうですが、今はインドアジムとの対比ということで、岩場のことを『外岩』と呼びます。

岩場なんだから外に決まってるだろう、とか面倒くさいことを言う人もいますが、インドアと明確に分ける意味で『外』と付けてるので『ガンバ!』と同じくらい自然に『外岩』と言えばいいと思います。(ガンバ!って応援、ちょっと変ですよね)

大抵の岩場は、全体として一つの岩場としての名前が付いていて、更にエリアごとの名前や岩の名前が付いています。例えば『湯河原幕岩(岩場名)の正面壁(エリア名)のなんとか岩(岩の名前)』って具合です。たいていは一つの岩にも複数のルートが設定されています。

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外岩の良さ

まず、自然の中で登る気持ちよさがあります。岩の形や周りの状況は様々で、風や陽の光を感じながら岩を登るのはとても気持ちがいい。

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登るルートも、フリークライミングでも長いものなら30m以上あるし、マルチピッチなら50mの1ピッチを何ピッチも繋げて数百mの壁を登るルートもあります(私はせいぜい200m程度のルートくらいしか登ってないけど)。

岩ごとに感触が違い、細かいホールドを使うか使わないかなどを自分で決められます。どういうライン取りで登るかなどインドアジムのルートよりも自由に登れます(※)。

ジムには無い開放感、スケールの大きさ、自由度などが外岩の良さです。

※…『このホールドを使ってはダメ』とか『使っていいのはこのカンテまで』などの『限定』はあったりします。限定を守るも守らないも自由ですから、各自が好きに登って楽しければそれでいいと思います。

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外岩とインドアの違い

外岩でのクライミングは、ジムでのクライミングとは全く違う遊びとさえ言えます。岩の感触、登り方、リスクなどなど、他にもいろいろ違いがあります。

一般的に利用料やレンタルはありません
岩場はただ岩場としてそこにあるだけです。一般的には利用料を払って登録をして使うというものではないためレンタルはありません。道具は自分たちのものを持っていって使います。

岩場によっては駐車場が決まっていてそこで駐車料金を払ったり、岩場整備の協力金を払ったり、私有地の岩場を開拓して有料で公開しているというところもあります。大した額ではないのできちんと払うべきものは払って利用させてもらいましょう。

前にも書きましたがボルダリングマットやブラシのレンタルは岩場によってはあります。なんにでも例外はあるものです。初めて行く岩場なら、そこのルールや利用方法をよく調べて行きましょう。

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ホールドの自由度が高い
インドアジムは、課題によって使っていいホールドが厳密に決められています。外岩では『このボルト沿いを登る』くらいの設定で、周りにあるホールドのどれを使うかは自由です。それぞれが自分の得意な持ち方や動き方で、好きなように登れるのも外岩の面白さです。

岩質による違いがある
岩場によってチャートだったり石灰岩だったり花崗岩だったり、岩の種類が違います。当然フリクションや形も違うので、岩場ごとに違った感触を楽しめます。

岩が立体的に迫ってきたり、インドアとは岩の質も形も大きく違います。

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簡単なグレードほど落ちる距離が長い、落ちると危ない
インドアジムでは簡単なルートも難しいルートも同じ間隔(普通は1mごと)にクイックドローが掛かっています。でも外岩はルートごとに間隔がバラバラ。簡単なルートほど間隔が広い傾向にあります。

「5.9くらいで落ちないでしょ?」みたいな設定が多く、「ここで落ちたらテラスに当たるよね?」というルートも珍しくありません。2ピン目が地上10m、3ピン目が更に3m上だったりして、クリップ前に落ちたらグラウンドフォールギリギリじゃない?たぐり落ちならグラウンドフォールするね?というルートもあります。大抵は確かに落ちないで登れるようなルートですが。

そういうルートでは絶対に落ちてはいけません。簡単なルートでこそ落ちてはダメ。不安なら登れる友達に頼んでトップロープにしてもらいましょう。

むしろ5.11台とか、ある程度のグレード以上のほうが短い間隔で中間支点が打ってあります(※)。外岩でリードをするなら5.8や5.9程度で落ちてはいけないのです。

インドアで5.10cや10dが登れるなら外でも5.9や5.10aは必ず登れます。自信を持って怖がらずに登ってください。絶対にグレードなりの持ちやすいホールドと置きやすいフットホールドがあります。

ビレイヤーも簡単なルートでこそ集中しましょう。常に、いま落ちたらどうなるか?落ちても大丈夫なのか?ビレイヤーとしてどう対処したらいいのか?を考えなくてはいけません。クライマーも、落ちたらマズイ場所では落ちてはいけません。怖がらずに登ってしまったほうが安全です。

なお、これはボルトルートの話で、カムなどを使うナチュラルプロテクションのルートなら好きなようにプロテクションを取ればいいです。なんならボルトルートでも怖ければクラックにカムを入れて中間支点を増やせます(都合が良いクラックがあるとは限らないし、やる人は少ないけど)。

※…僕は11aが外岩グレードなのでそれ以上は知りませんし、グレードにXとかRX(プロテクションが取りづらく、落ちたら死んだり怪我したりする)が付くヤバいルートもあります。5.13a Rとか5.13b Xとか正気じゃない。

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外はグレードが2グレード程度高く感じる
ホールドがハッキリ色で分かるインドアクライミングと違って、外岩に慣れていないとホールドがよく分からなかったりします。特に足を乗せる場所(フットホールド)が細かったり、壁に足を押し付けて登る(スメアリングやステミング)だったりして、インドアクライミングとは登り方も違います。インドアでもスメアなどは使いますが、より顕著にそういうテクニックを使います。足置きが下手な人は外岩では苦労します。

インドアジムで5.11aを登れたからと言って外でも11aを登れるとは限りません。10cでも落ちたりします。外岩はおよそ2グレード高いと思うとちょうどいいと思います(ただしインドアジムのグレードも様々で外岩と同じくらい辛いジムもあります。例外は以下略)。

行くのが結構大変
岩場はたいてい山の方にあるので行くのが大変です。関東近郊では電車とバスで行ける岩場もありますが、街にあるインドアジムよりはアクセスに時間が掛かります。自動車でないと行けない岩場が大半です。

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救助も大変
行くのが大変ということは、事故が起きた時に救急車や救助が来るのも時間がかかります。街での事故なら助かるものでも山だと時間がかかって死んでしまうこともあります。岩場の途中で宙ぶらりんになれば救出は更に困難です。

セルフレスキューやロープを使ったレスキューの技術や知識も必要になります。

雨の日は登れない
外にあるので雨が降ると登れません。朝まで雨が降っていた日は岩が濡れていて乾かないと登れなかったりもします。濡れた岩でリードクライミングするのは怖いぞ(※)。

外岩に行くなら天気予報もよく見ましょう。雨の予想はSCWというサイトがとてもよく当たります。

※…僕はアホなので濡れたスラブをリードで登ったことがあります。支点間隔が広いしカムは入らないしとても怖いです。なんとか落ちずに登れましたが。

支点が絶対に安全とは限らない
インドアジムで壁に付いてるクイックドローが外れることはほとんどありません。ジムの人が管理しているはずだからです。

外岩のルートは管理者がいるわけではなく、基本的には放置されています。ボルトが緩んだり腐食したりして抜けてしまうこともあります。もし緩んでいたら自分で締めてください(なので小さいレンチなど持っていると便利です)。腐食していたら写真を撮ってJFAに連絡してください。

守らなければいけないルールがある
インドアジムは安全も登る場所も確保された場所ですが、外岩は安全に登るためのルールを守らなければいけません。次はその辺を解説します。

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外岩で特に気をつけること

アクセス問題や岩場のルール
外岩はたいてい誰かの持ち物です。個人だったり団体だったり国だったり、誰のものでもない土地はありません。岩場の近くに住んでいる人の感情も気にしなくてはいけません。

地権者や周りの住人などの働きかけで岩場全体が登攀禁止になってしまうこともあります。それを『アクセス問題』と言います。

・車の停め方が悪く道を塞いでいる→車は指定の場所に停める、台数を減らすように乗り合わせる
・日が落ちても奇声を上げて大騒ぎしている→慎む、日没後は登らない
・火器禁止の岩場でバーナーなどを使っている(それが原因の山火事があったりする)→大抵は火器禁止です
・通行禁止の場所に立ち入ってしまう→禁止エリアには入らない
・岩についたチョークを落とさないので白くなって見苦しい→ロワーダウンしながら掃除しましょう
・岩場で怪我人や死人が出る→怪我をしてはいけません
・地元の人に挨拶をしない→ニコニコと挨拶しましょう
・その辺で立ちションや野糞をして、紙などを残していく→トイレは公衆トイレで。緊急時にしても、せめて紙は持ち帰ろう
・ゴミなどを残していく→他人の分も拾いましょう

などを特に気をつけましょう。嫌われないように振る舞ってください。

詳しくはコチラ↓

クライマーではない周りの方に迷惑を掛けたり、不快に思われる行動を取ってはいけません。思ってる以上にクライマーは疎まれています(一般的には変人と思われています)。

アクセス問題が悪化すると、その岩場全体が使えなくなってしまいます。実際に使えなくなった岩場もあります。外岩に行くなら、まず最初にアクセス問題について知りましょう。

↓過去に登攀禁止になった岩場

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ヘルメットを被りましょう
外岩ではいろんな物が落ちてきます。岩も落ちてくるし、上を登っている人がカラビナや確保機を落とすこともあります。鉄の塊ですから頭に当たれば大怪我します。登ってる人は岩やギアを落とさないように注意しましょう。

2005年くらいは外岩でもフリークライミングならヘルメットを被らない人が多かったですが(上の写真も被ってないし)、2015年くらいには被るのが普通になっています。

落石以外でも、落ち方によってはロープに足を引っ掛けてひっくり返って頭を打ったりします。湯河原のシャックシャインというルートでは、落ちて頭を打って亡くなった方もいます。ヘルメットは被ってなかったそうです。

フリークライミングの岩場でも、ヘルメットを被らずに落ち方が悪いと死にます。

少なくとも落下物や登っていてひっくり返るリスクがあるルートではヘルメットを被りましょう。出来ればずっと被っていましょう。私は「岩場についたらヘルメットを最初に付けて、外すのは最後」と習いました。

なお、クライミング業界のトップクライマーの人たちはあまりヘルメットを被っていません。

彼らは岩場での危険を知り尽くしてて、落ちたときもひっくり返らないし頭も打たないし、常に上に意識を向けていて落下物も適切に避けるのでしょう。

凡人には出来ないことなので、普通の人はヘルメットを被りましょう。岩場で怪我をしたらクライミングの世界に悪影響がありますし、自分も痛いし死んだりします。超人に憧れて真似したりしないように。

余談ですが、トップクライマーの人たちも後進への影響などを考えたら、せめて雑誌などの撮影時だけでも被った方がいいのになと思います。岩場で怪我人が出たら自分たちだって困るでしょう。

出来るだけ残置カラビナを使わないようにしましょう
整備されたフリークライミングルートを一番上まで登ると『終了点』があり、ボルトや立木などで支点が作られています。そこに残置のカラビナが付いていることがありますが、そのカラビナを使って仲間内で何度もロワーダウンしたり、トップロープをしたりするのはやめましょう。

理由
・残置カラビナは多くの人が使うのでロープとの摩擦で減ります。外岩で使うロープは砂を噛んでいることが多くヤスリの様にカラビナを削ります。
・残置カラビナは安全環が無いものも多く、それでトップロープをするのは危険です。

インドアジムの終了点に付いているカラビナはジムで管理されていて減れば交換されます。岩場の残置カラビナも有志が交換しますが、減らないように使えば長持ちします。

トップロープをするときは自分のスリングや安全環付きカラビナで支点を作って行い、最後に登った人が回収しましょう。

リードクライミングでも同じルートを複数の仲間で登るなら終了点にクイックドローなどを掛けて、最後の人だけ残置カラビナで降りるようにしましょう。

ラペルリングにロープを通してトップロープをしていたグループがいたという話を聞いたことがあります。最悪です。自分たちのギアで支点を作って、それでトップロープをしましょう。

トップロープやクイックドローなどを放置する、しない問題
登りたいルートに行ってみたらトップロープが付いていて放置されていた、なんて事があります。ロープを脇に避けることもなくダランと垂らして放置するのは感心しません。

そういう場合は、近くに声を掛けて持ち主がいなければロープを抜いてしまっても構いません。揉めるかも知れないので、その辺の木などに結んで避けるのが無難ですが喧嘩上等なら抜いてもいいでしょう。

その場を離れるなら、誰か登りたい人が来ることを考慮してせめてロープを近くの木に結ぶなどして、邪魔にならないように避けておきましょう。

残置したクイックドローも他人に使われても文句は言えません。嫌ならルートから離れる前に全部回収しましょう。使う側は、登りたいルートにヌンチャクやロープなどが付いていたら近くにいる人に声を掛けて持ち主がいれば借りることを告げ、いなければ使ってしまっても大丈夫です(後で持ち主っぽい人が来たら「借りてます」と言いましょう)。

ただ、使用歴や保管歴も分からない他人のギアを使うのはあまり気持ちいいことではありません。

私は、自分たちのロープやギアを放置してルートを離れて放置するということはしません。人気があるルートならなおさらです。登りたい人が来るかもな、というのは考えておきましょう。マスター(※)で登りたい人だっているわけです。

※…自分でクイックドローを掛けていくスタイルをマスターと言います。逆に、クイックドローが掛かってるほうが嬉しい場合もあります(難しいルートとか)。どっちがいいかは登る人に依ります。

チョーク跡は掃除しましょう
登り終わったらロワーダウンしながらブラシで岩のチョークを落としましょう。チョーク跡がアクセス問題に繋がることもあります。

ホールドの目印として岩にチョークを付ける人もいますが、自分が登り終わったらそれも落としてください。

エリアを専有しない、ルートは譲り合う
外岩のルートには人気ルートというのがあります。その岩場の看板ルートとも言える名ルートなどです。そういうルートにトップロープを張って専有してしまうと登りたい人が来ても登れません。

特に土日などは周りのルートを空けておくとか、仲間が1回ずつ登ったら回収して明け渡すとか、誰か来たらなにを登りたいか聞いてみるとか、上手くコミュニケーションを取ってエリア全体を専有しないようにしましょう。

エリア全体にトップロープを張ってしまうなんて事がないように、人数が多いなら複数のエリアに分散するなど工夫をしてください。じゃないと「あの団体は岩場を専有してマナーが悪い」とか言われてしまいます。

平日で他に誰もいないのなら好きにすればいいと思いますが。

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どこで習えばいいのか問題

ここまで書いた情報だけでは到底外岩で安全に遊ぶことは出来ません。登り方、支点構築、安全管理、アクセス問題、マナーなどについてまだまだ知らなければいけない知識がたくさんあります。

必ず誰かに実地で習いましょう。

山岳会に入る
お金が掛からない方法です。その代わりタダより高い義理も発生します。先輩に習ったなら、いつかは自分が教える側になって後輩を指導しましょう。教えてもらえる山岳会を渡り歩くとか、人としてどうかと思う行動は控えましょう。

友達に教えてもらう
友達が長年外岩で登っているならラッキーです。そういう友達に教えてもらいましょう。教えてもらったらきちんと身につけて、いずれは教える側になりましょう。山岳会の場合と似ていますね。

外岩の行きたい人は「行きたい!誘ってください!」と周りに言っておいてください。じゃないと誘われません。

それと、最初は借りてもいいのですが、少しずつでいいので道具を自分で揃えたり使い方を学んだりしましょう。いつまでも道具を友人に借りるだけ、支点構築も回収も出来ないというのは連れて行く方もめんどくさくなってしまいます(クライマーはいい人が多いのでそんな事思わないかも知れないけど、連れて行ってもらう人の意識としてはね)。

インドアジムの外岩講習
最近はインドアジムで外岩講習をやっていることがあります。行きつけのジムで講習をやっていたら参加するとよいでしょう。

ガイドの外岩講習
資格を持った山岳ガイドやインストラクターが外岩講習をやっていることもあります。評判が良さそうな教室に参加してもよいでしょう。

↑こちらは比較的短い日数で費用も抑えめです。

各都道府県岳連のクライミング教室
私が主催している『おくたま登山学校』ではクライミングは教えていませんが(インドアの講習をやったことはあったけど)、同じ都岳連でクライミングスクールをやっています。

参加する際は、講師の一番偉い人に『おくたま登山学校の松本圭司に紹介された』と言っておいてください。優しくしてくれるかも知れません。

私も過去に参加しましたが、今思えばエリアのルートほとんど全部にトップロープを張るようなこともあり、周りのクライマーにどう思われていたのか…と考えると微妙な気持ちになります。最近はどうか知りませんが、私は講習の日程を見て被らないように岩場を選んでいます😅。

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教えてもらう時の注意点

教える側の技術や知識がアップデートされていないと、古い情報を教えられてしまうかも知れません。アクセス問題に無頓着な指導者もいますし、講習と言ってトップロープをすだれ状に張って一般クライマーの迷惑を顧みないなんて事もあります。

教えてもらう側はそんな分かりませんから、教えてもらったことが常識になってしまいます。一つの場所だけで習うと偏るので、複数の講習を受けたり、本を読むのも大事です。

おすすめのクライミング教本

偏った知識を補正するのにもっともお手軽で安価なのは本です。本を買って読みましょう。

ここに載せる本は全部読みました。他にも読んだけど情報が新しめでおすすめの本を紹介します。

まずはイラストが多くて分かりやすいイラストクライミング。

ホールドの持ち方などを力のモーメントで説明したコチラ。

こちらはアルパインクライミングの本なので積雪期の話なども載ってますが支点やロープの扱い、懸垂下降などについても書かれています。

主に体の使い方やメンタルのトレーニングに関して書かれている本です。上手くなりたい人は是非。読んで得た情報を活かせるかどうかはあなた次第(私は活かせてません)。

クライミング界の有名人、ジャック中根さんの本。本人には目白のカラファテに行けば会えますよ。

トポ(岩場のルートが載っている本)も持っておくと便利です。

他にもクライミング関係の本はたくさんあります。出来るだけよく読んで勉強しましょう。

本を選ぶ際は発行年数が最近のものや改訂版が出ているものを選んでください。古い本はアクセス問題などの常識が現在と違っている場合があります。

JFAにも入るといいですよ

クライマーならJFAに入って会費を払いましょう。岩場の整備やボルトの打ち替え、地権者との交渉や事故調査などを行ってくれています。万年金欠状態と聞いていますので、クライマーの自覚があるなら入って会費を払うのがよいでしょう。

外岩でクライミングできてるのはJFAのおかげと言っても過言ではないと思います。入ってください。

まとめ

・外岩はいいぞ

・外岩特有のリスク、ルール、マナーなどがあります

・講習などを受けて技術を学んでください

・本もよく読みましょう

・JFAに入ってください

道具もいろいろ必要だし、行くも大変だし、リスクもあるし外岩はインドアクライミングに無い苦労がたくさんあります。それでも外の岩場でやるクライミングは特別に気持ちよく、楽しいものです。

すべてのマイナス点を打ち消してしまう魅力があります。

クライミングはいいぞ。特に外の岩場は。

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ここから先は各自勉強してください。

クライミングに関してはこの辺にして、次回は別のテーマで書きます。ではまた。

わぁい、サポート、あかりサポートだい好きー。